(若干お腹いっぱいですが)アベノマスクについて考えてみた

日々徒然

コロナ関連の話ばかりが続いてなんですが、ブログを綴る身としてなんだかんだと「考えていること」と「僕が正しい判断すること」を書かないというのもなあと思い、つらつらと書き綴っています。

アベノマスクと呼ばれる、安倍政権から各家庭に2枚ずつの布マスクが配布されるという取り組みですが、大阪の僕の自宅へはまだ届いておらず。

自粛期間が続いているので、外出するのも散歩と買い物くらいのため、マスク着用はスーパーに入る時くらいなのですが。

街中のドラッグストアなんかでは、5月になってようやくチラホラ新しく入荷されたマスクを見かけるようになってきましたし、企業の中にはマスク事業を新たに手がけるところもチラホラと。

そろそろ世の中的に「マスク!マスク!」と求める風潮も下火になりつつあるかなーと感じています。

おしゃれマスクをする人がたくさんいる

知っている人も多いと思いますが、そもそもマスクには「コロナウイルスの予防効果」はほとんどありません。

不織布のマスクの網目よりもウイルスは小さいですから、そもそも「予防」をも目的とするならマスクは無意味です。
不織布という繊維を重ねたマスクですらそうなのですから、手作りの布マスクなぜか流行っていますが、もちろん布マスクはファッション目的だということはご存知のことだと思います。

お洒落マスクをする人がたくさんいて、すごいなあと思っています。

もちろんこれだけ世間が「マスク騒動」をしているのには別の理由があって、今回のコロナウイルスは「飛沫感染」をします。
人間が喋ったり歌ったりと、無意識的に唾を飛ばしてしまっていて(=飛沫)、それが例えばスーパーのかごや、飲食店のテーブル、あるいはバーやカラオケなどで飛び散ってしまい、それを触ってしまった手でご飯を食べたり、目を擦ったりして感染が広がっていくのです。

なので世界では「Social distance」といって、飛沫が届かない距離(約2〜3m)を取りましょうね、とやっているわけですね。

マスクは感染予防には無意味と書きましたが、万が一、自分自身がウイルスを保持しているとするならば、そのウイルスを無意識的に撒き散らす(飛沫させる)のを防ぐことに対しては、マスクは有効です。
なぜならば、飛沫のウイルスは唾の水分にくっついて拡散されるので、マスクをしているとマスクの内側で水蒸気で止まるため、マスクの外側には拡散されない、すなわち飛沫防止という目的がマスクにはあります。

アベノマスクの目的って・・?

安倍内閣が各家庭にマスクを配布するという施作をするのには、2つの理由があると僕は思っています。

まず1つ目は、上で書いたように「飛沫感染の予防」という目的。

日本は途中から、コロナ感染者の感染ルートを追うことをやめましたから(厳密には不可能になった)、誰が、どこで感染しているのかということが一切わからない状態にあります。
ましてや今回のコロナウイルスの特徴として「感染していても、8割以上の人が無症状」ということですので、無意識的に感染拡大をしてしまっている・・という人も多いということです。

おそらく政府の考えとしては、「誰が感染者かわからない」という状態があるので、今現在約1万5,000人ほどの感染者が確認されていますが、それ以外の(無症状の)感染者がウイルスを拡散させることを予防するために、「全員に検査をする」のではなく「全員にマスクを配布する」という手段を取ったのだと考えられるわけです。

 

もちろん、たかが布マスク2枚で感染拡大が予防できる施作とはなり切らないわけですが、ここで次の施作の可能性を僕が予測してみます。

例えばこれから先(6月以降?)に、学校が再開する。企業活動が再開する。などの「自粛の解除」となった時に、「学校ではマスクをしてね」とか「役人はマスク着用が義務です」とか、言いやすい状況を作り出していると思うのです。

本質的にコロナウイルスの新規感染者をゼロに抑えるための方法論は、既に他国で証明されているわけですから、日本もゼロにしたいと思うのであれば、その施作を実施すれば良いわけです。

国と都市のロックダウンを専門家が早い段階から叫んでいたし、感染ルートを追って外出”禁止”によって押さえ込みができる、というのは台湾をはじめ成功例があるわけです。
が、日本政府は原則、外出してもいいよとか、人と接触してもいいですよといっているわけなので、日本政府には押さえ込みをしない理由がある、ということではないでしょうか。僕の想像ですが・・ね。

 

なんかコロナ関連の話ばっかりですみません。次は別の話題を書こうかな。

今日も読んでくださって、ありがとう。