プロフィール
【2022年12月更新】
経営コンサルティング会社の代表取締役。(2020年12月〜現在)
2022年10月より3期目に。10名を超える社内メンバーと、20社のクライアントの経営コンサルティングを担当。
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国立大学の理学部物理学科を卒業。
新卒で人材業界(HR業界)大手の企業へ就職。
新規事業領域の立ち上げを主なミッションとして、西日本エリアの経営コンサルティング部へ配属。
クライアント先は主に売上100億円〜の中堅企業から、売上1,000億円以上の東証一部上場企業を中心とし、社長を含む経営陣、経営企画部(経企)・研究開発部(R&D部)・企画部等を主とした新規事業開発のプロジェクトに対する提案営業/コンサルティング業務に従事。
業界は製造業(化学・半導体・メカ/ロボット・アパレル)、小売業(サービス・通信・医療)を担当。
経験プロジェクトとしては、
・化学メーカーにおける研究開発からの新市場展開
・半導体系装置メーカーにおけるマーケティング・営業展開
・OA機器メーカーの提案型営業組織改革、生産改善
・アパレル系メーカーの要素技術展開
・設備機器メーカーの新規事業開発にかかるディスカッションパートナー、中期経営計画策定プロジェクト
・外資系大型設備メーカーの人事制度改定
・売上100億円未満の通信事業業態の新業態開発
・医療系事業の展開における新業態開発
など。
市場開拓をしながらのサービス導入を目的とした提案型営業、企業の経営・事業課題に応じたプロジェクトの設定から適切な機能のアセスメント、プロジェクト推進の実行・サポートを担う。
2020年より事業企画・市場開発をミッションとした新規部署の設立に伴い東京へ異動。
国・自治体や金融機関、外部との事業提携を主とした市場開発、及び地方企業に対するコンサルティングサービスの事業企画担う。
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このブログを読んでくださって、ありがとうございます。
いま、20代半ばに差し掛かった僕ですが、ちょうど10年近く前。
10代半ばから好きで書いていた日記やブログを、こうしてひとつのサイトにまとめて形にすることにしました。
このサイトは個人が運営するブログであり一つのメディアですが、それに至った一番大きな理由は「本を書いて、言葉を届けたい」という個人の思いです。
ちょっと長くなりますが、改めて僕自身のプロフィールを書いてみようと思います。
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いま僕は、2017年新卒の社会人2年目です。このプロフィールは2018年9月。最初の配属先である大阪の自宅で綴っています。
僕自身は生まれも育ちもとある地方で、10代の頃、学生時代はそれなりに優等生っぽく生きていたりもしました。
幼い頃から本が好きで、そして「書くこと」が好きでした。
地元の私立の中高一貫校に進学をし、プチ挫折を味わったのも今では良き思い出。
世の中には、自分よりもうんと賢い人たちがいるんだなと知ったものの、自分自身の生き方を言葉にすることができず、悶々とした10代を過ごしていました。
勉強と部活に打ち込む一方で、読書が見せてくれる世界にどんどんとはまっていったのもその頃。
いつしか世の中や社会に対して、もっといろんなことを知りたい、自分も向こう側に行きたいと思いを馳せるようになっていました。
同時に、いまの自分が置かれている環境が強烈なコンプレックスになっていきました。
僕の両親は共に地方出身。周りにいる大人たちは狭い世界にしか生きておらず、自分自身に窮屈さを感じていたのも事実。
この世界から抜け出したい。もっといろんなリアルに触れたい。社会の本音を知りたい。広い世界を見てみたい。
ポツリポツリとブログを綴り始めたのもちょうどその頃。
自分の違和感を言葉にし始めるようになっていきました。
とはいえ、当時の僕がその世界から抜け出す手段は「東京の大学に行く」ということ以外、持ち得ていませんでした。
好きだった本を読むことと、何かを書くということは片手間の趣味で、必死に生きていた10代半ば。
そんな僕に、大きな転機が訪れます。
病気という人生の転機
16歳、僕はとある大きな病気(脊髄系)を抱えてしまうことになりました。高校2年の夏です。
ついこの前までサッカーに打ち込んでいた僕は、部活に行くことはもちろん、学校生活、そして日常生活もままならない時間を抱えることになりました。
結局、大学に入学できたのが20歳になった直後のことですが、それまでの約4年弱が、僕の人生における一番大きなターニングポイントです。
家と病院を行き来する生活をしている中で、自分自身を支えてくれたのが本であり、本が見せてくれる世界と、言葉でした。
本がなかったら、言葉がなかったら、僕はいまこの場所に立っていないと思います。もうすぐ、10年になるんですね。
圧倒的に自分と向き合う時間の中で、生きる意味や価値観、時間の有限性を痛感しながら、自分自身がこの人生において何をしたいのか?ということを考える日々。
片田舎の街に住む10代の少年にとって、教えを請うべきは過去の書物たちでした。
僕の体の中を通っていったたくさんの物語や、今の自分が置かれている場所からは遠くかけ離れたステージで輝く人たちの姿を見せ、言葉を届けてくれる本が僕にとっては大きな支えとなり、そして気づけばいつしか「自分も、向こう側に立ちたい」という強烈な思いが全身に巡っていることに気づかされました。
それが僕の人生の原点です。
大学時代
気づけば20歳を迎えた春、僕は無事に地元国立大学への進学が決定しました。
体に不安は残りつつも、日常生活に支障がないほどに回復したのが20歳になる12月直前のこと。
年が明けてすぐセンター試験を迎えた僕は無事、2次試験も通過。中学生時代から切望していた理学部物理学科への進学を決めることができました。
中学時代から憧れていた「東京の大学生活」ではありませんでしたが、今となってはあの大学時代があったからこそ今の僕があると断言できるくらい、最高の4年間を過ごせました。
同級生より2年遅れての大学生活。
10代後半の青春は過ぎ去ってしまったけれど、4年遅れで始まった僕の青春は、猛烈な学びへのエネルギーに転換され、大学生活に爆発しました。
朝は大学の図書館が開く8時から、夜は図書館が閉まる22時まで。
朝から晩まで本と勉強に向き合う僕の青春は、ちょっと野暮ったくもあったけれど、素敵な時間を過ごすことができました。
そんなこんなで過ごす大学時代には、振り返ればいろんな出会いがありました。
理学部の中でもわりとハードな物理学科にいながら、同時に教員免許も取得するという量の講義を受けつつも、朝から晩まで図書館で机に向かった2年間。(結果的に理学部を首席で卒業できた!)
ひょんな出会いから(全く興味がなかった)ビジネスコンテストとかも出たし、これまた出会いから会社を作ったりもしました。
東京のクリエィティブ会社が新しく事業を立ち上げるだとかいう瞬間に立ち会い、完全なる事業の立ち上げから一緒にさせてもらったりもしました。
そんなこんなで、大学院に進学する予定だった僕は、気づけば東京で就職活動をしていた。
そしてとある企業から内定をもらい、ビジネスの世界で勝負することを決め、いまは初めての大阪でこれまた事業の拡大フェーズの中で、いろんな景色を見ることができています。
社会人2年目のいまと、これから
2017年5月。右も左も分からない初めての大阪で、僕の社会人生活と初めての一人暮らしはスタートしました。もうすぐ1年半が経ちます。
いまは某業界でコンサルティングを含めた提案営業の仕事をしています。
各業界の最先端の情報を知ることができるし、深い領域を教わることもできる刺激的な仕事です。
この1年半、必死になって日々を過ごしてきましたが、そんな僕を支えてくれたのはこのブログを「書く」という行為そのものでした。
それまでも、それとなく学生時代のこと、就職活動のことなんかを書いていたりする中で、自分自身が好きだからブログを書いているという時間が数年間続きました。
最初は数える程しかいなかった読者も増え、毎日数百人という人たちが見にきてくれるようになり、いつしか、ちゃんとまとめたいなという思いと、これから先ずっと書いていく自分だけの場が欲しいと思うようになっていました。
もうひとつ、僕の新たな生活を支えて応援してくれた人がいて、僕の言葉が好きだと言ってくれた。書くことを応援してくれる人たちがいるのと同時に、僕自身を応援してくれる人がいるというのもまた、僕にとっては大きな支えとなりました。
そんなこんなで、いま、少しずつ僕自身にとっての場を作ろうという取り組みの中で、このプロフィールを書き綴っています。
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僕がこの先、仕事もキャリアもどうなるかはわかりませんが、この「書く」ということは必ず続けていきます。
よく「将来、本を書きたい」というと、決まって「誰に、何を?」と聞かれるわけです。
なんとなく「発信がしたい」と思っていた10代の僕には言えませんでしたが、今はようやくその根元がわかってきています。
僕にとっては「書く」という行為そのものが生きがいであったりもするのですが、誰に対してと言えば、それは「あの頃の自分」に向けてなんですね。
あの頃の自分が、知りたかったこと。見たかったこと。触れたかったこと。
そんなリアルを、僕自身の言葉で綴っていきたい。
そしてあわよくば、これから先、もっといろんな人が僕の書いたものを読んでくれて、少しでもいいなと思ってもらえたら。
なんでもいいけれど、「人生って捨てたもんじゃないな」とか「もうちょっとがんばって生きてみよう」とか、読んだ人にそうやって思ってもらえる文章。そういうものを書きたいのです。
長くなってしまいましたが、僕のプロフィールについてです。
僕のブログを読んでくれたいろんな人たちと話がしたいし、僕自身もっともっといろんなことをしたいと思っています。たくさんの経験をして、たくさんの言葉を綴る。
テーマは、自由。だけれども、大切なことは忘れずに、これからも書き続けていきたいと思っています。
読んでくださってありがとう。