世間はお盆休みらしい

思うこと

東京は台風直撃ということで、今日は土曜日で夜は会食の予定がスキップに。

今日の昼間は一緒に会社をやっているメンバーから誘われていた外苑前のお寿司屋さんに。予約は完全紹介制&数ヶ月先ということで、一度目を誰かに連れて行ってもらって初めて予約できるようになる。

僕も東京に来てちょうど2年になるけれど、一回の食事で1人2〜3万円のお寿司は、流石に数えるほどしか経験がない。今日もお酒を飲んだこともあるが2人で合計が6万円(!)だった。

今日、一緒に行った人と主に仕事の話をしながら、「自分たちで稼いだお金で、20代のうちにこういうところに来れるようになったのは嬉しいね」という話をしていた。本当にそう思う。

僕は会社員としての年収は、大企業(かつ上場企業で管理職一歩手前)だけどそれでも29歳の今で600万円前後。管理職になってもおそらく750〜800万円(しかも30代半ばとか)では、なかなか厳しいものがあるということを、自分で仕事をして経営者などのお金持ちと関わるようになって初めて、違う世界を実感している。

以前、年収チャンネルの株元さんがTwitterで「30歳にもなって寿司の写真をSNSにアップしているのは恥ずかしい」みたいな投稿をして炎上をしていたけれど、今では僕もそう思うようになってきた。

僕はわざわざそんな投稿をして火に薪を焚べるようなことはしないけれど。笑

でもまさしく的を射る発言であることは間違い無くて、ちょうど30歳前後、具体的には27歳から32歳までの間で、明確に世の中では格差が広がっていく入り口に差し掛かる。

それに気付けない圧倒的大多数の人たちがいるということもまた事実で、でも世の中のあっち側の人たちは、株元さんが投稿したような視点で物事を見ているのだということに気づかないと、永遠にその格差は埋まらない。

20代はひたすら実績不足。だからこそ粛々と実力を磨く

20代のうちは、まだまだ皆、実績不足だから(実力があっても実績を作れる段階にいないケースが多いし、大半はそもそもの実力不足)特に大企業に入ったエリートたちは皆横一線に並んでいるように思ってしまう。大企業じゃ無くてベンチャー企業でも中堅企業でも同じように見える。勘違いだけど、見えないから皆同じようだと思ってしまうのだ。

でも、実際アングラの方では何倍も何十倍も実力に差がついていて、その実力が実績として形になるのが30歳前後のことが多い。

周りを見ていると、本当に実力のある人は32歳くらいまで、遅くとも35歳までには明確に花火を打ち上げ、自分の名前で勝負していく。

裸の自分で試乗と勝負して名乗りを上げることができると、一気にドカンと稼げるお金も増えるし、関わる人たちのレイヤーが変わる。まさしく次の扉が開くというのはこのことだ。

僕は学生時代にそれを本で読んで人生の予習としていたし、強烈な憧れを持っていた。
それこそ35歳くらいまでには脱サラして自由な人生を送りたいと思って就職したのが24歳。「10年間は修行しよう」と思ってイメージしていたわけだけど、倍速で来てしまったのは予想外。

大阪にいる時に複業という形で自分で仕事をし始めて、軌道に乗って東京に来るタイミングで法人化して、まだ2年弱。
この9月末で2期目が終わるけれど、数百万円単位(年間では無く月単位)で使えるお金が増えていくのは、周りに投資をしたり好きなだけ本を買ったり自分の体験にお金を使うことができたり、負の制限がなくなっていくのは本当に素晴らしい経験をさせてもらっている。

ポジショントークのように聞こえるかもしれないけれど、勤めている会社の上司やそのまた上司や何なら役員くらいの年収以上を稼げるようになると、見える世界が一変するし、なんでこのままこの人たちと関わり続けるのだ?と一度疑問に思って気づいてしまうと治らなくなってしまう。

別に美味しいお寿司屋さんに行ける自慢話をしたいわけでは無い。
自分の事業を通して関わるクライアントの事業を成長させたり、一緒にやる仲間に向けたセーフティネットを作ったりやりたいことの実現の後押しができるような経済圏を作ったり、新たな挑戦をしてみたりと、やりたいことはたくさん出てくる。

本当にやりたいことをやり続けるために、まずは稼がないといけないというのも事実だと思う。負の制限を解消するのは、自分の時間資本を集中させるためにも必要なことで、だからこそ20代の人たちは実力をひたむきに磨いて、30歳前後で花火を打ち上げることを共に目指そう。