二度目の春日部(かすかべ)

社会人5年目(東京)

今日の午後は、埼玉県の春日部市に行ってきました。

春日部市。そう、あのクレヨンしんちゃんの街「かすかべ」です。
駅のホームはもちろん、しんちゃんの音楽が流れています。

実は春日部に行くのはこれで2回目。

1回目は「東口」の方。これは今年の春先くらい。
駅の反対側の「西口」には今日、初めて出ましたが、逆とは全く異なる「開けた感」があり、久しぶりにああいいなあと思いました。

今日はとある企業の経営者と待ち合わせ。
駅前のロータリーで拾ってもらい、近くのカフェへ行き打ち合わせ。

打ち合わせという名の2時間以上の雑談。

たまたま社長は今日で50歳ラストデイということで、明日から始まる51歳と、50代の豊富についても聞かせてくれました。

オンライン商談が一気に普及し、僕自身も今はほとんど出社義務もなく自宅のデスクで仕事をするか、あるいはこうして顧客先に訪問するかのどちらかです。

完全にリモートになった業態と、製造業などもそうですがリモートにならない業態と、大きく2つに分かれたのがこのコロナ禍。

でも僕の仕事の仕方は、オフィスへは行かずに自宅で仕事をするか、顧客先に足を伸ばすか、出張もあったりしますので、このハイブリッド型はわりと稀有な働き方なのかもしれません。

「リモートでできることはリモートで」というのはその通りですし、僕もそう思いますが、一方でやっぱり経営者の方々と、熱量を感じながら話をしたり、あるいは今日のようにコーヒーをしながら2時間話をしたりというのは、リモートが普及した今だからこそ対面でやる意味が大きいのではと思っています。

僕が一緒に働く仲間の人でも、この2年で一気にオンライン商談が進み、逆にオンラインでないと仕事がしづらい、ようは対面営業の経験が皆無という人もいます。

それはそれで成り立つのだと思いますが、やっぱり最後は人間はアナログですから、アナログを経験しつつもオンラインでの仕事を組み合わせることができる人が一番強いのです。

このまま社会が一気にオンラインメインに移行し、10年が経つ頃には20代や30代代の人たちは、対面での仕事の仕方をほとんど知らない・・ということもあり得ます。

時代はより戻しですから、10年後には「やっぱりオンラインの仕事の仕方しか知らない人は微妙だよね」となる可能性も十二分にあるわけです。

社長の生き様はやっぱり面白い

まあ正直、都内から埼玉県に訪問をする、ましてや大宮や川口ではなく春日部に行くというのは、やっぱり遠く感じますが、今日の打ち合わせは良かった。

今まで聞いたことがない社長の独立前の話や、サラリーマン時代の経験が今に繋がっている話だとかは、やっぱりこういう場じゃないとなかなか話すことができないものだと思うのです。

まさしく点と点をつなげるというのはこういうことで、うまくやっている人というのは、過去の経験やスキルを、自分なりにアレンジして応用している。人脈も経験も、今風にアレンジしているわけですが、そのセンスが経営者とそうでない人の差なのだと改めて感じました。

いま僕の仕事はあらゆる地方の市場開発に関わる仕事で、いろいろな経営者と話をする機会に恵まれています。

僕自身が経営者の役割を持って2年目。今なら経営者として社員を雇用するだとか、10年続けることの大変さが身に染みて分かります。

さまざまな生き様に触れながら、良いところも、これはあかん!と思うところもたくさん見える。

僕は僕なりの物語を描いていくのですが、そのサンプル集めをするのが楽しくてしょうがない。

今、僕自身が見ている世の中やその景色の色を、また綴っていけたらと思っています。