久々夜の羽田空港

社会人5年目(東京), 日々徒然

母が最終便で羽田空港に来るのですが、迎えで金曜日の22時過ぎに、羽田空港は到着ターミナルフロアのソファでこのブログを綴っています。

そういえば、羽田空港でブログを書くのは、何年ぶりだろう。

僕が大学時代に就職活動で、東京を行き来しているときに、羽田空港の待ち時間で通ったスタバでブログ記事を書きました。

あの頃は、東京の眩しさに憧れて、「憧れ」という簡単な一言では収まりきらないくらい、身が焦がれるくらいの思いを胸に、東京の街を眺めていた。

羽田空港に降り立った時の、感動と、武者震いは今もなお忘れない。
あれから何十回と飛行機に乗ったし、空港という場所自体にはたくさん慣れたけれど、羽田空港に着くたびに、あの頃を思い返すとたまらない気持ちになる。

もうすぐ、社会人5年目が終わろうとしている。

先ほどオフィスで仕事を終え、オフィスの近くで1人コーヒーを飲んで少し時間を潰し、そして浜松町駅へ向かう。

羽田空港へ向かうモノレールの中で、東京の街並みを眺めていて、改めてなんともいえない気持ちになっていました。

東京の街の煌めきは、単純に「就職する」とかそういう一言では言い表せないくらい、人生を賭して、あの閉塞感から抜け出したくて、人生の次のステージに行けるのだと。それが叶わなければ、死んでしまうのでは無いかとすら思えるほど、20数年分の思いを背負って、その街を眺めていたのです。

大阪から東京へ越してきて、もうすぐ1年半が経つ。この1年半の間に、何度ビル街を眺めただろうか。1人でビル街の街を歩いただろうか。

たった1年少しで、憧れだった東京は、僕の住む街になった。
新宿も、恵比寿も、丸の内も、赤坂も、何も考えなくとも勝手に足が動くほどにたくさん行った。美味しいご飯屋さんも、広めのコーヒー屋さんも、たくさん行った。

まだまだ、次のステージが僕を待っている。そう思わしてくれる羽田空港の前では、あの頃の謙虚な気持ちを思い出す。

たまにはこういうエモい記事も、ちょっといいよね。