未来を見よう。2020年代はどんな年?
未来は見えます。予測できます。怪しくないよ。
2019年の年末に、「2010年→2019年」の10年間を踏まえて、2020年代これからの10年間とその未来について考える記事を書いてみようと。
入り口はnoteの方に書いたのだけれど、iPhoneが出たのって2007年のことなんですよ。たった10年で、これだけ社会を変革させたスマホがもたらしたIT革命は、どれだけ人類を豊かにしましたか?という話。
2020年代はそれ以上に社会が変わるであろう10年だと思っていて、僕らの生活はもっと便利になるし、もっと快適な社会になるし、より良い生活ができるようになります。
日本は豊かな国ですが、これから先は先進国の中では比較的「後進国」の部類に入る国になります。今はその入り口に差し掛かっているということはブログでは繰り返し書いていますが、なかなか気づいている人は多くはないよね・・(そりゃあそうか)
政治、経済、ビジネスは「自分には関係ないや」と思っている人も多いはずですし、実際僕自身だってそうだった。
でも、便利な社会に乗っかる楽しさを覚えた今、「社会と自分は関係ないや」では済まなくなっちゃっていて、その社会を構成する一員として、社会のいろんなリアルを知りたい。
あの頃の自分が知りたくてしょうがなかった社会のリアルを知りたくて、それを知れるだけの知識と勉強と、今の立ち位置にようやく立てて、何よりも在宅な「知的好奇心」を刺激されてすごく楽しいのです。自己満でごめんw
日本は経済的には貧しくなる、けれど死なない国だから大丈夫
以前もブログで書いたのですが、日本は今世界的に見るとかなり「貧しい国」になりつつある。特に先進国の中では、ね。
GDP世界第3位の経済国ではある一方で、伸び率、人口変化、経済の停滞を鑑みると、これから10年後には、日本人の半数は「あれ、日本てイケてる国じゃないかもな・・?」と気づく人たちが増えるでしょうと。
日本という国は今、経済的に縮小の一途を辿っているわけで、これから先豊かになることはほとんどありえないわけです。(反論がある人がいればどうぞ!)
物価は安い、経済は停滞する、海外から人々がたくさん流れてきて、日本人の本当に優秀な層は海外に行ってしまう。
そういう「空洞化された日本」というのは、わりと現実味を帯びているように見えるのですが、いかがでしょうか。
そうなると何が起こるのか。少し中長期的な未来の話を書きます。
まず、今のように治安が良い国ではいられなくなるわけです。
貧困という名の二極化が進むことで、街は所得によって住む場所が自然と区分けされるようになるはずです。
裕福層が住むエリアはこっち、その他大勢の貧乏人が住むエリアはこっち、という風に。
犯罪が少しずつ増え、裕福層の人たちは自衛をするようになります。
ようは、自前でガードマンや警備の人を雇い、貧困層の人たちがうかつに入ってこれない居住エリアを築き上げることになるはずです。
年収は下がり、未来は暗く、政治は腐敗。
とはいえ「頑張ればどうにかなる」というような、貧しいけれど希望を抱いていた戦後のようなエネルギーはありません。
そんな時代に、僕らは何を希望として生きるようになるのでしょうか。
一方で、観光・サブカルを中心にした「コンテンツ」と「IT」はまだまだ伸びる余地は大いにあると思っていて。
コンテンツを生み出せる個人は、今後どんどん出てくるし、そのためのプラットホームは揃っている。
日本国自体は停滞するものの、生活が極端に変化するわけではないし、何よりも国としてのセーフティネットは機能し続けるので、貧しくて死ぬ人は日本ではいません。これからもそうでしょう。
なので、多くの「結構貧しいけれど、それなりに充実しているから、まあいっか」という9割の層と、一部の裕福層という、完全なる二極化の未来。これが10年後の日本です。この未来は当たりますよ、みなさん。
サラリーマンという職業はなくなる
2019年の年末記事に(似合わない)リアルな内容を書きましたが、これから10年単位の時間をかけて、サラリーマンという職業はなくなります。
そう、まさにぼくが今働いているような業種業界、企業形態は衰退の一途です。
これまでの「オフィスワーカー」的な仕事はほぼ淘汰され、個人で仕事をする時代になり、生き残るのは 1)超・専門性 を持つ人か、2)マーケット感覚 を持つ人、の2択になりますね。
未来予測的に書いていますが、何度も言うようでごめんなさいですが、情報に触れ続け、今の世の中を構造的に見るトレーニングをすることによって、誰でも未来は見えるようになります。
そういえば、大前研一さんの著書はよかった。相変わらずの頭脳ですね。
ホリエモンのメッセージではないですが、「未来を悲観せず、今を全力で生きる」ということに尽きるのですね結局は。
楽しく生きようぜ。