僕の周りにいる未来の経営を担う人たち

日々徒然

僕は中学・高校時代にサッカー部だったのですが、その当時の先輩で唯一連絡を取っている人がいます。

僕が高校2年生の時に体を壊して学校に行けなくなった時に、その時一緒に部活をしていた先輩や後輩を含むほぼ全ての人たちと連絡を取らなくなったのですが、その先輩だけはなぜか唯一、今でもなお連絡を取っている人です。

高校を卒業をして東京の大学に進学をしたことをは知っていましたが、僕は自分の人生を生きるのに精一杯だった。
そして僕も地元の国立大学に進学をし、ある時ひょんな事から、その先輩とまた連絡を取るようになったのです。

最初のきっかけは地元の本屋さんで久しぶりに再会をしたことがきっかけだったと思います。
フェイスブックではつながっていたけれど、タイムラインでコメントをするくらいの関係だったはず。
でも、僕もある程度社会活動をしていて、その先輩も就職が決まったか何かのタイミングで、本屋であって話をした。

盛り上がって、そこから僕の就活をするタイミングなんかでも、東京で電話をしたりした記憶が残っています。
そして僕は今の会社に就職を決断し、大阪に行くという連絡をしたのがおそらく2年くらい前でしょう。

僕が大阪に来てから連絡をしたかどうかはあんまり記憶に残っていないのですが、この前ひょんな事からその先輩とLINEをし、そして電話で話をしました。互いの近況報告ですね。

10年前に、同じ部活で慕っていた先輩は、ビジネスパーソンとして大きくなっていて、東京で頑張っていました。
同時に、彼も僕からこうして連絡が来ることを嬉しく思っていると言ってくれ、懐かしみと同時に昔の話はほとんどせず、今とこれからの話をしていたのがとても印象的です。お互いに、前しか向いていないのですね。

地元の会社の跡取りとして

全く他意はなかったのですが、その先輩から「いつか地元に帰るの?」と聞かれて、「いや、まだまだ先ですね」と言うような会話をしていた。

僕が「〜〜さんは?」と聞くと、「親が事業をやっていて、継いでくれ帰ってこいと言われていてね」という。

なるほど、そういえば以前にそんなことも言っていたなあと思いながら、どんな事業をやっている会社ですか?と言うと、実は結構大きな会社だと言う。

詳しく聞くと、父親が創業したオーナー会社で、気づけば事業展開が大きくなっており、200人を超える規模にまでなっていると言う。
僕の地元で200人を超える会社というのは、田舎なので結構大きい方だと思う。

そしてもちろん僕もその会社のことを知っていたし、その会社と関わりのある僕の近しい人もいるわけですから、なんだか不思議なご縁だなあという気持ちになりまして。

僕が今やっている仕事の話をした後だったので、「これから結構経営大変だなあ」というような話をしつつ、
もし、その先輩が何年か先に地元に戻って経営に参画するのであれば、いつか僕も外部のアドバイザリーとして関わる機会があってもいいなあと、ふと思ったりしたのです。

というのも、彼らが事業展開している領域のことは多少なりとも経験をしたことがあるし、そもそもこのレベルで経営のことを話せる外部の人というのは、周りになかなかいないでしょうから。

地元の会社の跡取りとして、従業員やその家族の人生を共にしているわけですから、軽々しいものではないのは想像がつきます。
その中でも、その責務をいつか背負うのであれば、頑張って欲しいと心から応援しつつ。

連休は僕は地元に帰るので、一緒にコーヒーでも飲めたらいいですね。

<追伸>
僕の周りの人たちが、次々と影響力のある役割を担い始めています。
同時に、未来のスターが周りにいるというのは、恵まれています。

僕の友人は株式会社を作って東京で勝負をしていたり、地元で影響力のある会社のボードメンバーに関わっていたり、これから事業を立ち上げて行こうとしていたりする人もいる。

「負けてられない」とは思ったことはなくて、むしろ純粋に活躍して欲しいと応援をしつつ、僕は僕の土俵で行こうと思っています。

機会があれば、そういう人たちからきちんとコンサルティングフィーを頂戴して、経営的なアドバイスをするというのもまた、僕のトライだと思っています。