まずは10年、やり続ける習慣が一歩になる

思うこと

1年の目標とはよく言いますが、この4月1日から新年度を迎える人も多いはずです。

なぜ、4月1日が新年度なのかと言われればわかりませんし、世界では必ずしも4月1日が新しい年度であるわけではありません。
1月1日が共通で新年であるというのに、珍しいですね。

さて、「新年度は〇〇をする」と目標を立てている人も多いはず。
会社なんかは新しい1年であることが多いですから、1年の目標のスタートである場合も多いはず。

僕はとりわけ1年の目標とかを決めてやるタイプではないので、個人的に「いつまでに、何を」とかいうのは分かりませんが、一応ビジネス的には目標からの逆算とか、マイルストーンを引いてというのはやっています。

僕の日々のモチベーションというのは、徹底的な目標管理と行動規則にあるわけではありません。
ビジネス的にはある程度大まかに自己管理はしていますが、個人的にはむしろ日々の行動管理を自分で定めて、というのは苦手な方です。

勉強なんかもそうでしたら、大まかに方向性とやる分量だけは決めて、あとは日々の中で追求を重ねていく、というような勉強方法をしていた。
一つ一つの勉強自体が、自分自身の研究のようなものでした。

僕の日々のモチベーションは、「昨日よりも一歩、何か進む」というところにあります。
昨日の自分が知らなかったことが、わかる。できなかったことが、できるようになる。新しいことを、知れるようになる。

そういうミクロの一歩一歩と、10年後こうありたいというマクロな未来予想図の両軸で、日々の行動選択を積み重ねた結果、今ここにいます。

立てた目標が続かない人は、目標を立てるのではなくて、習慣を作るようにしよう

イチロー選手が引退会見で「習慣が人を作る」というようなことを言っていましたが、まさしくそうなのです。

目標を立てて、逆算をして今どうだとか、そういう議論は当たり前にみんなやっています。

ひとつ、そのビジネスで基本とされる「現状と理想とそのギャップを埋める」というようなフレーズを目にすることも多いと思いますが、その考え方で何事もうまくいく人はそれでいいのです。

でも、そうじゃない人も多いでしょう?という話。

この「現状と理想とそのギャップを埋める」という考え方には実は穴があって、結構その議論はないがしろにされているのです。
それは「現状は、穴ぼこだらけである」という事実を無視した議論が展開されていること。

現実を正しく捉えるというのは、かなり難しいスキルが必要で、「ギャップはこれだから、逆算して、毎日こういうことをしよう」という考え方は続かないのです。
なぜならば、例えば「継続できない自分の習慣」というのもまた現状であり、そして課題である場合が多い。

「目標管理の仕方」を勉強するのもいいですが、ぶっちゃけ習慣づくりがその人の人生を決めるのです。

半年とか1年単位では「目標管理がすべて!」と声高に言っている人、あなたの上司かもしれませんね、その人が言うことが正しいように見えることもあるかもしれません。

でも、10年単位で考えたらどうでしょうか?

あるいは早い人だと3年で、勝負ありです。
あなたの1日1日の習慣を、あなたの上司が定める目標設定ではなく、自分の人生の<夢や目標>を見て作り上げるのです。

今はまだ、先の見えない森の中にいるような感覚かもしれません。
でも、必ずやり続ければ、光が見えます。それが人生の一歩目になるのです。

せっかくこのブログを読んでくれる人がいるのですから、一緒に良い1年にしたいものですね。

今日も、読んでくださってありがとう。