松山ケンイチ、永作博美主演 映画『人のセックスを笑うな』感想

2019年10月27日趣味

(ここだけの話、何回も見た映画トップ20くらいには入っている映画です。)

Wikipediaで検索をすると、

過激な題名とは裏腹に純粋な恋愛ドラマで、19歳の男と39歳の女、年の離れた男女の恋愛模様を描く。

とあるけれどその通りで、別にエッチな映画でもないし、過激な内容でもない。
「年の差恋愛」が前面に出ているわけでもなくて、1人のピュアな青年と、可愛くて素敵でチャーミングな1人の素敵な女性(がたまたま年上だった)との恋愛の世界観を描いている映画です。


人のセックスを笑うな

19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチ)。 ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリ(永作博美)に頼まれ、その自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井 優)の顔は曇ったままだった。 初恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していた―
人のセックスを笑うな

 
蒼井優演じるえんちゃんが見事に2人の主演(松山ケンイチ、永作博美)のピュアさを引き出していて、すごくいい。

不自然さがないし、リアル感もあり、ゆっくりと時間が流れる世界観が僕はとても好きです。

それにしても、永作博美さんが素敵だなあ。。

僕の好きなシーンは、セックスをした後、「寒いね、、」と言いながらもその余韻を味わうように毛布でくるまるシーン。

寒い中2人で毛布にくるまる

高級なホテルじゃあないんだけれども、こうして日常の中に2人の時間が混ざって、いろんな感情を味わうピュアさみたいなものが伝わってきて、純粋にいいなあと思いました。

こういう時間の流れ方をする恋愛って、キュンとしますよね。

小悪魔で余裕があって、自由奔放に生きる女性は素敵

永作博美演じるユリが小悪魔で余裕がある大人の女で、奔放に生きている。

仕事にも真っ直ぐ向き合っていて、そういう時間と生き方、人生を味わっているというのが伝わってくる。

恋愛映画というのはたくさんあるけれど、実際に見てみるとどうも味気なかったりする。
けれど、こういう「世界観から魅力を語る」というのは、実は一番女性の魅力、恋愛のピュアさが伝わるんじゃないかと思うのです。

素敵な女性は、いくつになっても少女なのですね。

 

松山ケンイチ演じる大学生は有名な映画『ノルウェイの森』があるけれど、その時演じた「ワタナベくん」とは全く異なるキャラクターで、ユリに憧れる1人の青年をすごくうまく描き出していると思う。

松山ケンイチさんが演じる青年というのは、こうも魅力的になるんですね・・
年上の女性から好かれそう。うん。羨ましい。。

Amazonプライム・ビデオでも見れるので、よかったらぜひ見てみてくださいな。

趣味という僕のブログのカテゴリには、こうして見た映画の中でも思わず人にも勧めたくなる(でも、どこか自分だけで味わっておきたいような)ものを書いています。

ビジネスのことばっかり書いていたら味気ないよね、こういう内容もたくさん書こう。