プロなら「大丈夫だと思います」という言葉は使わない。
僕が以前よく使っていた言葉に、
「大丈夫だと思います」
というものがあります。
「あれってどうなってる?」
に対して、
「あ、あの件ですね、大丈夫だと思います」
とか。
「この件って、これでよかったよね?」
に対して、
「はい、大丈夫だと思います」
とか。
それこそ、本当に大丈夫なの?という感じですが、そもそもそんなことは考えたことすらありませんでした。
いまこうして書いているだけで、胃が痛くなってきます。
ある時に、この「大丈夫だと思います」という言葉は、自分に最終的な責任がないという、極めて無責任な言葉だということに気づかされ、それまでこの言葉を使っていた過去の自分自身に対して、背筋が凍りついた記憶があります。
「大丈夫だと思います」という言葉は、それで良いですが、もし間違っていた場合は、あなたが責任を取ってね。という、すごく逃げの言葉だと思うんです。
これがもしも仕事の場面だったとしたら、アウトですよね。プロじゃあない。
何かの仕事に対してお金をもらっている以上、絶対に「大丈夫だと思います」なんていう言葉は使いたくない。
と僕は思うのですが、どうでしょうか。
大丈夫なら「大丈夫です」と言う。
大丈夫でないなら、あるいは分からないときは、「すみません、分からないので、今調べます」と言う。
目の前の仕事に。そして自分の言葉には、ちゃんと責任を持つことができる人になりたいなあ。
<追伸>
ちなみに。
こういったことは、教えてくれる人というのは当然いません。
自分でひとつひとつ気づいていくしかないんですね。
難しいけれど、だからこそ面白い。と思っています。
ありがとう。