面接における自己PRに困っている人へ!自己紹介(自己PR)のポイントは2つ。「今まで自分がしてきたことのなか」で「一番新しいエピソードを話す」こと

2019年1月3日就活生向け, 面接

(2018年1月追記)

yuto.hatenadiary.jp

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「1分間で、自己PRをお願いします」

「学生時代に一番頑張ったことはなんですか?」

と聞かれた時に、あなたはどんな風に答えますか。

就活では必ずといっていいほど聞かれるのが、自己PRです。

要はあなたのことについて教えてね、ということです。

就活では「自己紹介」と「志望動機」の2つを話すことができれば通る、という記事を以前に書きましたが、「自己PR」はあくまでも「自己紹介」の一環であるという前提で、あなた自身が一番伝わる話を、1分なら1分で、30秒なら30秒でできるようにするわけです。

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要は自分はどういう人?を伝える

自己紹介も自己PRも、今までで一番頑張ってきたことも、ポイントは2つ。

1つ目は、今まで自分が”してきたこと”を話すこと。

2つ目は、一番新しいエピソードを話すこと。

この2つです。

 

1つ目の「今まで自分がしてきたこと」というのは当たり前の話ですが、当たり前じゃないから書いてます。笑

例えば「自己紹介をしてください」という質問に対して「私は、誰よりも負けず嫌いの性格です」とか「私は好奇心が旺盛で、大学時代はアルバイトと、留学と、ボランティアサークルの副部長をやってきました」のような答え方になってしまう。(これは本当に多い)

性格の話になると、必ず抽象的な話になります。

そして面接で一番NGなのは抽象的な話です。

そうではなくて、具体的に自分が今までやってきたことのエピソードを話すようにすること。

 

2つ目の「一番新しいエピソード」というのは、上の1つ目に加えてのポイントなのですが。

例えば面接で、東大生に大学受験の話をされても困るわけです。

野球部に甲子園の話をされても、しらけてしまう。

じゃああなたはこの4年間、何をやってきたんですか?ということです。

同様に大学時代に頑張ってきたことを話す場合に多いのが、例えば「私は大学1年生の頃に、サークルの立ち上げを頑張りました」とか「大学2年の頃に、これこれのイベント企画・運営を頑張りました」のような話。

何かしらの学生活動をやっていた、あるいは「私はこれだけやってきた。どやっ」というような人に限って、そういう話をする。

それはそれで良いのですが、その後は?みたいな。

じゃあもっと別の話を聞かせてよ、となっても出てこないわけです。

面接で「それは分かったから、もっと別の話はないの?」といってくれるなら、それはすごく優しい面接官です。

普通は「その後は何をやってたの?あ、特にない。わかりました。ありがとうございます」で終了です。

学生時代に頑張った経験も、自己PRも、可能な限り「今に一番近い」エピソードを話す。

もちろん「今、進行形でやっていること」がベストですが、必ずしもそうでなくてもいいので、目安としてできれば直近1年以内の話があるといいのでは。

もっと知りたいと思ったら、必ず別の角度で質問してくる

①エピソードに対する深掘り

面接の場では、きちんと自分なりの回答を持ったうえで、質問に対して端的にかつ的確に打ち返して行くことをすると、つまりはきちんとコミュニケーションが取れていると、必ず別の角度で質問をして来ます。

一つ目は、今話したエピソードに対する深堀り。

「なんで、それをやろうと思ったの?」とか「その中で大変だったことは?」というような質問はまず前提として、「これってこういう解釈だよね。どうしてこういうやり方をしたの?」とか「こういうふうにした方が良かったように聞こえるんだけど、どう?」とか、面接のレベルが上がれば深堀りのレベルも切り口も上がっていきます。当然ですが。

ちなみに、面接を受ける楽しみは、そこです。面接官との会話。

「また、その質問か」と思うこともあるけれど、そういう時も(たぶん)それは顔に出さずに、きちんと打ち返す。

その中で「おーっ。そう来たか!」みたいな質問が来たり、「君がいっているのは、要はこういうことだよね。私の場合だとね、」みたいに自分の話をしたり、そういう会話に発展して行くことがすごく面白かったんです。

「へー。君、変わってるね。なんでなんで?」みたいな自然(?)なコミュニケーションになると、もうだいたいはなんでもありなので、楽しいですよ。

②自分の過去は、相手に深掘りをしてもらう

さて。話が少しそれましたが、上に書いた一つ目が「エピソードに対する深堀り」で、そしてもう一つが「自分自身に対する深掘り」があります。

例えば、今頑張っていることを話して、そのエピソードに対していろんな角度でのキャッチボールが終わったとします。

もっと色々聞きたい、と思ってもらえれば、「他に、何かやってきたことはないの?」という風に突っ込んでもらえます。

僕自身の話でいくと、例えばインターンシップの話について一通り話し終えると、「大学の勉強は?どんな感じ?」とか「大学1年生、2年生の頃は何をしていたの?」みたいな話に発展していく。

面接のフェーズによっては、「君はどういうご両親に育てられたの?あー、なるほどね」とか「中学・高校はどういう学生生活だったの?」とか、そういう話にもなります。

これはわりとある。

育って来た環境要因とか、自分の軸が一番形成される10代の頃にどういう過ごし方をしてきたのか。というようなことを問われたりもするわけです。

というように、たくさん掘ってもらえるように、まずは自分で自分をきちんと掘り下げて行く準備をする、ということです。

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自己紹介をしてください。あるいは、自己PRをしてください。

というのは、就活における面接の際に、必ず聞かれるものだし、そしてだからこそきちんと準備をすることが大事です。

要は「あなたって、どういう人間?」という問いが様々な角度から聞かれる、ということです。

それなのに、そもそも自分で自分のことを知らなくてどうするんだ、という話なわけで。

自分のことを自分の言葉で語れるように、きちんと準備をする。あとは慣れでどうにでもなります。

ここまで読んでくださって、ありがとう。