クリスマスのくれた時間

日々徒然, 書評(という名の感想文)

ぼくがここ数年、クリスマスシーズンに必ず観る映画が「天使のくれた時間」。

Amazonプライムビデオでも、Netflixでもどちらでも観ることができる。

日付が変わってしまったけど、今日は2022年のクリスマス。
ちょうど24日・25日が土日に当たった2022年は、誰かと大切なクリスマスを楽しめた人も多いんじゃないかな。

クリスマスは一人で過ごしたって?それはぼくと一緒だね。よかった。

今日、2022年12月25日(日)のクリスマスは、一人で「天使のくれた時間」を観ていた。ぼくの中で特別なクリスマス映画なんだ。

7年前の2016年に、ぼくはこの映画についてのブログを書いている。

2016年11月というのは、ぼくが大学に入る前の冬。
ちょうど家で闘病生活を送っていて、最後の手術をしたのが11月だったな。

日付までは覚えていないんだけど、手術前か、あるいは手術後にこの映画のことを思い出してブログを書いたのかもしれない。

今日、1年ぶりにこの映画を観て、やっぱり良いなと思った。

何十回と観ているんだけど、毎回「あ、こういう素敵なシーンもあったな」と思い出させてくれる。良い映画というのはそういうものなんだね。

ニコラス・ケイジが主演の映画に間違いはない。

ストーリーは前のブログで書いたから譲るとして、改めてこの映画を観てみると、なんだか今の自分自身に重なるような想いもあって、ちょっと切なくなったりした。

ぼくはジャックのようにNYで働く金融マンではないし、タワーマンションに住んで何もかも手に入れた!と言うほどの成功は手にしていないけれど、それでもクリスマスに仕事をし続けるほどには、30歳の今をワーカホリックに過ごしているのは間違いない。

もちろんシングルで、家庭を築くことなんて考えてもいなかった20代。

でも、これからの30代、時間とお金に少しずつ余裕ができてきて、仕事の意味を改めて考えた時には間違いなく「人生」というものを考えることになる。

もちろん自分で生み出した事業や仲間たちとの仕事は、ぼくの人生にとってかけがえのない「この世で生きた意味」には違いないのだけれど、なんというか、それ以外の家族や誰かと生きる意味みたいなものも、そう遠くない先に考えるのだろうなと、感じているのです。

「天使のくれた時間」の意味は、ジャックが大切なことに気付く時間。

それにしてもケイトを演じるティア・レオーニさんは美人だなあ。。