変化しないこと=「現状維持」とは限らない

社会人4年目(大阪→東京), 働き方・キャリア, 経営者向け

さて、早いもので2021年が始まったと思えば1月も終わり、2月も1週間が過ぎました。
日曜日の夜にブログを綴り始めたら、日付が変わって月曜日になっていました。新たな1週間の始まりですね。

最近はといえば、年度末に向けて仕事のボリュームが増えています。
事業会社の多くは3月/4月が年度の変わり目ですが、僕の会社も例に漏れず3月末に向けての数字合わせと、来期の事業計画がほぼ確定する中で人員調整や、事業計画の最終調整を行っています。

2020年度、新しい部署における僕の主な管掌領域であった関西エリアは、僕が東京に来たことと、ある程度の事業方向性が見えたことから、新年度は関西に移管をし僕は関わらなくなる方向で話を進めています。

関西出張の機会は減ってくるので少し寂しくもありますが、関西拠点に増員をすることと、現地だけで完結できるのであればそれに越したことはありません。

僕は東日本でチームを持つことになるで、僕のチームは関東・北信越の一部・九州と、新たに東北エリアを管掌することになります。

東北エリアは2020年度、僕の所属する新部署では人員(リソース)の兼ね合いからほぼ何もできなかったのですが、来期(2021年度)からはしっかりとやっていこうという話をしています。(前々から東北はしっかりやろうと話をしていた)

具体的には仙台に新拠点を構え、現地で採用と人員の調整をしながらエリアを広げていくと。僕は東京からそのサポートをすることになるわけですが、元々は北関東(茨城や群馬)なども僕の管掌エリアなわけで、物理的にもその延長線で仙台や福島などに足を運ぶ機会は増えそうです。4月以降かなあ。

部署の育成や採用、メンバーのパフォーマンスを引き出しチームや部の最大化を図りつつ、管掌エリアを持って拠点立ち上げも担うと。市場開発、事業企画の2つの役割の中で、出来ることを最大限がんばります。
僕自身のやることが多過ぎて合わないような気もしますが笑、やりがいだけは大きそうです。

僕の所属する会社は結構な大企業でグループ会社もたくさんありますが、こういうポジションを20代のうちに経験できるというのは、(何度も書いていますが)非常に美味しい経験なわけです。

全くもって給料と釣り合っていない気がするのですが、それを上回るだけの経験と名刺を得られるので、むしろ貰いすぎかもしれません。

新規部署と言われながらも早いものでもうすぐ1年が経ちます。2年目は数字(利益貢献)を、3年目は事業インパクトを求められるわけですから、僕自身が中長期的な事業計画を引くところから携わり、今関わる人たちと最大化させていく取り組みができるのは、とても面白い。

「仕事は3年経った後から面白くなる」という格言通り、4年目で感じられるダイナミズムと手応えは今までの数倍ですし、見える景色の広さも数倍に広がった感覚があります。

変化に適応できるか否か

「ダーウィンの進化論」の引用でよく言われる言葉です。

企業も個人も、強い者が勝つのではなく、変化に適応できる者だけが生き残っていくと言う意味です。聞いたことがある人も多いはず。

今のこの変化の激しい世の中は「VUCAの時代」なんて言われたりもしますが、変化が早く激しい社会の中では「強さ」や「大きさ」ではなく「適応力」が大事だということはまさしく実感するところです。

ちょうど1週間少し前に「clubhouse」という音声サービスが出たのをご存知でしょうか。
流石に知っている人も多いと思いますが、実際に使っている方はまだそれほど多くないのではないでしょうか。

僕自身も1週間ほど毎日使ってみているのですが、僕の周りでもなかなか使ってみようとする人は多くなく、こういう新しい”何か”が出た時に「面白そう!まずは使ってみよう」と思うか「まずは様子を見よう」と思うかの2通りで分かれる印象です。そしてその比率は大体「2:8」くらいなのではないでしょうか。

別にclubhouseを使っているから環境適応力があるとは言っていませんが、clubhouseの台頭によってこの1〜2年で間違いなく「音声配信サービス」がたくさん出てくることは間違いありません。

僕も含め多くの20代〜30代は今、AirPodsに代表されるBluetoothのイヤホンを常に携帯していますから、動画配信よりもむしろ「音声のみ」のサービス展開は非常に相性が良い。

Voicyは伸び悩みましたが、Voicyやclubhouseに変わってUIが高いサービスが出てくるのは時間の問題のはずです。

と言うことを考えると、今後は企業でも個人でも「音声市場でいかに価値を出せるか」というビジネス勝負になることは見えているわけですが、そう言う観点で物事をみた時には、やっぱりアーリーアダプターとして早期参入できている企業や個人は強いよね、と思うわけです。

話が脱線しましたが、ようは「変化しないこと」(=昔からやっていることを続けること)が必ずしも「現状維持」とは限らず、むしろ変化しなければ衰退していくという今の時代の背景は、少なくとも知っておいた方が良いと思うのです。

「新しいことをしない」=「変化したくない」というマインドセットを持つ多くの人の背景には、必ずしも新しいことをしなくとも、現状維持ができればいいや、という思考があります。

でも、現状維持をするためには少なくとも何かの変化が必要で、何もしなければそもそもの現状維持すら難しいということです。

思考回路も日々アップデートされている中ですので、できれば数日ごとにブログに綴りたいという思いは変わりませんので、末長くお付き合いいただけると嬉しいです。
いつも僕のブログを読んでくださってありがとう。

PS)僕とclubhouseで話してみたい方、ぜひメールTwitterでDMください!