愛を知らない人が組織を崩壊させる

出世, マネジメント・育成, 経営者向け

他意はないのだけれど、やっぱり猛烈なコンプレックスを抱えたまま仕事をし続ける人というのは社会に一定数いて。

僕の知っているトップセールスパーソン(自称・他称含めて)の人たちというのは、素晴らしい人たちも勿論多いのだけれど、自分自身の人生というか存在価値のようなものを仕事(=売ること)に見出していて、それが人生の全てのように思っている人たちも多いよね、という話。

あなたの会社や周りでも思い当たる人はいるのではないだろうか?

自分自身の存在意義を、会社や組織の評価に全て委ねていて、人間ロボットのように働いている人。勿論組織からの評価は高いし、優秀かそうじゃないかと言われると、優秀な人たちなんだと思う。

要はコンプレックスなんだよね。

でも、不思議なことにそういう人生には1ミリも魅力を感じないんだけれど、僕が思っていることを理解してもらえる人も多くはないと思う。。

以前に書いたのだけれど、やっぱり人生のどこかで一番大きなコンプレックスを解消しておくということはとても大切だと思うのです。

愛を知らない人を採用しない、付き合わない

コンプレックスを抱えたまま、がむしゃらに働く人たちというのは、会社や組織にとってはこれ以上ないほどに都合がいい。

だけれど、僕の経験則上、そういう人たちがいるが故に、会社や組織は中長期的に見ると衰退してしまう。

なぜか。そこには「愛」がないから。

真面目に書いていますよ?笑

いや、やっぱりね、本当の意味で愛を知らない人たちというのは、たとえがむしゃらに働いて結果を出している(ように見えた)としても、大きな判断や決断をしていかないと行けなくなった時。
要は他の人たちと関わりながら物事を前に進めようとなった時に、必ず冷酷な判断・決断をしてしまう。

なぜならば、判断や決断の最後に頼るのは「愛」ではなくて自身の「コンプレックスの解消」になってしまうから。本人は勿論、無意識だよ。

僕の経験則上と書いているけれど、何十年と社会を見ているわけではないので、半分は仮説。
だけれど、膨大な本を読んだり濃縮な経験をする中で見ていて思うことは、その仮説はほぼ当たっていると思う。

組織が崩れていく時というのは、十中八九が「内側の要因」にあることが多い。
要は自滅。トップが言行一致できていないとか、責任者が先送りにしてきたツケが回ってきた、とかね。

きちんと愛された経験のある人。誰かを愛したことのある人。ちゃんと愛について考えたこと、感じたことがある人。
そういう人を仲間にしなければ、組織というのは中長期的には崩壊の一途を辿る。

仕事の話だけではなくて、個人レベルの話でも一緒。

友人関係、交友関係、そして恋愛関係も一緒だと思う。
どういう人と生きていきたいのか?どういう人と時間を過ごすのか?ということなのではないだろうか。

なんだかエモい文章でごめんなさい。