【YouTuberヒカキンさんインタビュー記事より】やり始める人は多いけれど、やり続けられる人は多くない。
いまや10代の憧れの職業No. 1であるYouTuber(ユーチューバー)という仕事の地位を築き上げた、ヒカキンさん。
1年半ほど前の記事だけれど、この記事を読んでヒカキンさんの内側の熱さを感じられる人は、何かを夢見たことがある人だと思います。
サラリーマンとしてスーパーに就職をし、早朝から食品倉庫の作業をし、くたくたになって帰ってからも毎晩YouTubeでビートボックスの動画をアップし続けるという生活を何年もやり続けたといいます。
まだ10年ほど前の話だからこそ、そのリアル間に脱帽させられるのです。
10年前といえばYouTubeの動画視聴がようやく知る人ぞ知るという形になってきた頃で、僕もサッカーの動画をYouTubeで視聴していた頃。
そんな時代に、自分で動画を撮って編集してアップし続けることを何年もやっていた当時20代前半の青年がいたとは。。
初任給13万円の会社に上京して就職をし、将来はビートボックスで食べて行けたらという夢のために貯金をし、社員食堂の格安定食を食べ続けるというストイックな生活をやり続けられたのは、純度の高い夢が内側にあったからなのでしょうか。
やり始める人は多いけれど、やり続けられる人はほんの一握り
いま、世の中で影響力を持っている「昔、何者でもなかった人たち」の特徴はいつだって、誰よりも「やり続けた」ということだけなのだとつくづく思わされる。
やり始める人は多い。今の世の中、何かを始めるということはすごくイージーになったと思う。
でも、一方でやり続けられる人というのはほんの一握りで、1,000人に1人の確率だと思う。0.1%ね。
こんなことを書くことができるほど、僕自身には何もないし、何者でもないけれど、僕がこうして好きでやり続けていること(ブログを書くということ)がいつか形になったらいいなあ。(というか、します。)
今か今か、と思い続けて内側にふつふつとため込んだ怨念のようなものを抱えて、気づけば10年。
2019年の12月に僕は27歳の誕生日を迎えます。16歳の夏から10年と半年が立つのです。
この10年で人生のステージや見える景色は大きく変わったけれど、これから先の10年で、夢を叶えたい。今の僕は、あの頃描いた夢に近づけているのだろうか。
好きなことをやり続けている中で、ロールモデルを見つける
ヒカキンさんの凄さは語り尽くせないところがありますが、この記事を読んでいて思うのは、好きなことをやり続けた先に、ようやく「こういう生き方があるんだ」というロールモデルを見つけるところ。
世の中の大半は逆で、今かっこいい人たち(=ロールモデル)を真似て、好きそうなことをやるという順序になっていると思う。
もちろん真似る(真似ぶ)ということは良いことだと思うけれど、実は必ずしもそれが自分の好きなことだとは限らないことが多いというのは、周りの社会を見ていて思うこと。
多くのビジネスパーソンたちが実は「自分のやりたいこと」ではなく「誰かの叶えたい夢」を実現するお手伝いをし、それが自分自身のやりたいことだという思い込みの中で生きている。
大事なことはそれを分かってやっているのか、分からずに思い込んでいるのか、ということだと僕は思うのです。その違いは同じ(に見える)ことをやっているようでも、天と地ほどの差がある。
そういえば10年前に偶然本屋で見つけた千田琢哉さんの本を読んで、全身に電流が走って「これだ!」と思えたことは、僕の人生の転機だったな。
その夢は少しずつ形を変えて、今の僕を作っていると思うのです。ありがとう。
共に咲こうな。