何かが花開くまで、最低10年はかかる。

2018年9月4日社会人1年目(東京→大阪), 社会人2年目(大阪), 思うこと

(2018年7月15日更新)

書きました。10年の時間軸で物事を見て、一日一生で生きましょう。

【書評】僕が憧れていた千田琢哉氏の人生が凝縮された「人生を変える時間術」に学ぶ、明日を変える50の法則。

***

何かが花開くまで、最低10年はかかるというのは、本当の話です。

1万時間の法則というのを聞いたことがある人もいると思います。

ある領域のプロフェッショナルになるには、最低1万時間の時間投資が必要であるという有名な話です。

例えば、1日3時間、あることをやり続けたとする。

その1日3時間の時間投資が実るのに10年かかります。

10年続けたら、ちょうど約1万時間になります。

僕は今25歳ですが、今やっていることは、10年前からやり続けて来たことです。

僕は20代半ばにして「よく、そんなことを考えているね」だとか「年齢以上に大人びているね」と言われますが、

それは僕が20代として「今」を考えているのではなく、今考えていることは、少なくとも10年前くらいから考え始めたことだからです。

少なくとも10代の頃に考えていたことが、実経験も伴って有機的に結びついて、今僕から出て来ているものばかりです。

今一番僕の中で大きなものとしてあるのは、自分の人生の中でどん底の経験です。

その時に考えたことが今の僕のベースにあり、そして、その時の経験を境に人生のステージが変わりました。

どん底の経験が、自分を強くする

僕は10代の時、わりと大きな病気を背負った経験があります。

16歳の夏、高校2年生でした。

そこから残りの時間は、僕は高校に通っていません。

病院と家と、の繰り返し。

学校へは、必要な書類などをとる必要があるときと、担任と面談の必要がある時に行っただけです。

そのくらい、生活に不便を背負っていました。

高校2年の夏というのは、3年間ある高校時代の中で、ちょうど真ん中くらいです。

僕は高校時代を、半分は学校に通うことができませんでした。

その時に、僕が腐らずにやってこれたのは、自分自身の人生と未来を信じていたこと。

そして、本が僕を救ってくれました。本の中の「言葉」です。

それまで偉人たちの人生に本を通して触れることで、将来世に出て来るためには、半端じゃないどん底を経験しているという共通点があるということを知っていました。

そして、そのどん底から這い上がる経験をしていることも、です。

だから僕は、必ず将来這い上がるんだという、確信にも似た自信を持ち、腐らずに過ごすことができたんです。

僕が大学に入ったのが20歳の時。

16歳の頃からだと、4年です。

10代の時の4年間はとても大きい。

でも、あの4年間があったからこそ、今の僕があるんです。

20代や30代で躓けることは大きい

だからこそ僕は、若くして躓いている人には、「絶対に腐ってはいけない」ということを伝えたい。

僕自身の経験があるからではなく、世の中で将来花開く人は、どん底を経験し、それでも腐らずにやり続け、這い上がった人です。

しんどい経験をしたことがない人と、それを乗り越えたことがある人では、次のステージは全く違う。

20代なんていうのは、若い。30代もしかりです。

まだまだ、これからです。

10年。

これから10年、腐らずにやり続ければ、あの時よりも必ず上のステージに立つ景色が見えるはずです。

だからこそ僕は、遠慮なくいきます。

僕の今は、10年後の未来に繋がっています。

「今」が「未来」であると本気で実感して生きている人は強い。

共に咲きたいですね。

僕からのメッセージです。