恩師といった南森町の焼肉のはなし。
昨日、10代の時の恩師が大阪に来ているということで、ご飯に行って来ました。
なんで今の時期に大阪?と思ったのですが、高校の教師はいまは春休みなんですね。笑
10代の恩師と会います@大阪 – 大人の少年で、僕はありたい。
南森町という、梅田から地下鉄で1駅のところの焼肉屋へ連れて行ってもらいました。
大阪に来た時に御用達だそうです。
僕が彼に出会ったのは中学3年生の時。
なので、ちょうど10年になります。
「学校は社会の縮図である」ということ、「自分で考えること、意思を持つことの大切さ」を教えてくれました。
そして何よりも、「信頼を大切に生きていくということ」を僕に教えてくれた恩師です。
高校時代、身体を壊して学校に通えなくなった時も、変わらずに接してくれました。
ものすごく心配してくれて、通わずとも高校を卒業したときも、大学に入学した時も、すごく喜んでくれた。
顔にはあんまり出さないですが、教え子がこうして次の道に進むことは嬉しいのだろうなというのが伝わってくるような先生でした。
最後に会ったのは、2年近く前になります。
大学4年生の6月、僕が教育実習で母校の高校にもどったとき。
大学に入学してからも半年に1回くらいは顔を出していましたが、大人になった僕を見て、喜んでくれた。
同時に僕は、この大学時代の中で、10代へやり残したことをやりきったような感覚で教育実習を終え、なんの迷いもなく今の企業への就職を決めました。
(実は母校からも物理の教員として内定をもらっていたけれど。ごめんなさい。社会へ恩返ししますね)
社会人になった姿を見せることができた幸せ
それから卒業まではなかなかタイミングが合わず、結局、挨拶に行けずじまいでした。
そして僕は気づけば社会人になり、東京から大阪へ移って、あっという間に1年が過ぎ去りました。
彼が東京で就職し、社会人になったのが約30年前といいます。
そんな頃の話を聞きながら(はじめてです)焼肉を食べました。
すごく美味しかった。
何よりも、僕自身が社会人になり、社会というフィールドでがんばっている姿を見せることができた。
一つ、教師孝行ができたなあなんて、思っています。
もとい、僕の同級生たちの話が出てくるわけです。
昔話をしたり、彼らがいま何をしているのか、なんて話ができるわけです。
嬉しそうでした。
僕はあんまり同級生たちが何をしているのか知らないけれど・・・
彼からは、たくさんのことを教わったなあと思います。
今回は焼肉をご馳走になったので、今度は僕がいつかご飯に招待しますと約束しました。
多分、もう少し先の話だと思いますが。
「連れていってくれるなら、お姉ちゃんがいるお店がいい」
なんてクールな顔して言いつつ、握手をして別れました。さらっと。
それがいいですね。
これからの人生も、よろしくお願いします。