情報コンシェルジュ
ゆってぃさんのやっている仕事って、どういうもの?
と聞かれる度に、いろんな説明の仕方があるなあと思いつつ、パシッと当てはまる1行の説明ってなんだろうな?と考え続けていました。
つい先日、とある本(2019年10月に発売された)の中に「なるほど!」という表現があり、まさしく僕のやっている仕事ってこういうことだよな、というのが『情報コンシェルジュ』というもの。
日経BP総研2030展望 ビジネスを変える 100のブルーオーシャン
いま、各企業がビジネスパーソンの「調べもの」に支払うお金は年間にして約25兆円もの市場があると。
◯重要な意思決定に必要な情報を即座に届ける
◯情報を集め、分析する専門家
◯専門家をITで支援
この3つが要は「リーダーに必要な情報を提供する」というビジネス市場で起こっていることなのです。
月曜の朝が怖いビジネスリーダー
この本に書かれていて、実際そうだなあと思ったのが、毎週月曜日の午前中に役員会議とか部長会議とか、全社的なミーティングを実施している企業は割と多い。
その中で社長や役員が「この情報って、うちの会社ではどうなっている?」と聞かれるビジネスリーダーたちが口を揃えて「月曜の朝が怖い」というのだと。
確かに・・(やだなあ)
世の中のサラリーマン、特に大企業の管理職の方々というのは、想像を絶するほど忙しい・・
日々の業務に忙しすぎて、自社の業界ならまだしも、それ以外の業界や世の中がどうなっているのかということは一切知らず、また興味もなく、要は情報から断絶されているわけですよね。(という記事を以前に書きました。)
キュレーションサイトはNewsPicksで良い
僕の仕事はNewsPicksとYouTubeとTwitterを見ることだと(割と本気で)思っているのですが。笑
世の中のことを知る、情報に触れる、という点でニュースキュレーションサイトを活用するなら、NewsPicksに勝るものはないと思っています。
大学時代から早いもので5年以上も月額会員なのですが、今の僕があるのは読書とNewsPicksがあったおかげだと言っても過言ではありません。笑
「情報に触れる」というと、やれ新入社員に向けて「日経新聞を読め」だとかいうおじさんたちがたくさんいますが、世のおじさんたちの多くは日経新聞を読んでいても・・(意外と微妙な人が多いじゃないですか?)
僕的には新聞「でも」良いですが、今はスマホがあるわけですから、日経電子版だけではなくて、より効果的に情報に触れられるキュレーションアプリを活用したらどうかな?と思うわけです。
別にスマートニュースでもグノシーでもLINEニュースでもなんでも良いと思うのですが、情報から断絶された中で生きるのは、結構しんどいと思うのは事実。
ホリエモンこと堀江貴文さんが、近畿大学の卒業式のスピーチの中で「情報を仕入れて、自分の頭で考えて、発信することが何よりも大事」と言っていたことは、大学生だけではなく現代を生きる全ての人たちに当てはまると僕は思っています。
ビジネスパーソンに対する価値
僕が今仕事でやっていることは情報コンシェルジュ的なことだと書きました。
ようはビジネスの意思決定をする人たちに向けて情報提供をしたり、コンサルティングを提供したり、というようなことです。
もちろんそれらは今僕がいる会社のリソースを活用することが前提にあるわけです。
少し話はそれますが、今僕が個人でディスカッション・パートナーをさせてもらっている色々な人たち、経営者の方々に対しても、同じようなことをしているなと。
僕が所属する会社のリソースは一切用いず、僕自身の引き出しの中だけで勝負しているという前提が変わりますが、提供している価値は共通のものだと思うのです。(内容は少し変わりますよね、当然ながら)
日々僕が触れる情報も然り、日々の中で僕の感性で思うこと、今まで読んできた本や学んだこと。
生まれてから今日までの全てを掛け算した「抜き打ちテスト」のような感覚が楽しくて、また僕自身に対して価値を感じてくれる人たちがいて、それは有り難いし、そういう生き方ができればと思っていた10年間が今につながっています。
(知恵をお金に変えるというのは、こういうことなのかと身を以て経験させてもらっています。有り難い。)
ビジネスパーソンの人たちは、「なんの情報に触れるか」「どういう情報を手に入れるか」ということが大事なのではないと思います。
そうではなく、知恵で勝負をしている人たちが普段の中で「どんな情報にアンテナを張っており」「知恵を価値に変えるために何をしているのか」という『考え方』を学ぶべきですよね。
それがビジネスパーソンに対する価値だと僕は思うのですが、いかがでしょうか。
ありったけのいろいろをこのブログに書いているつもりです。
いつも僕のブログを読んでくださって、ありがとう。