「来たる未来」の先に何があるのか?

2019年6月8日経営戦略, ビジネスパーソン向け

大手企業の新規事業開発部隊が、染み出し型の新規事業ではなく
「未来予測型」(バックキャスティング)によって考えるときには
未来を定義し、今に時間軸を遡る、という考え方を用います。

※積み上げ式で考えるのが「フォーキャスト(FCT)」という考え方とは逆のアプローチです

その際に、コンサルファームが出している「未来のトレンドはこうなります」というレポートを共通の目線で用いますが、こういう感じのレポーティングです。※各社こぞって出しています

外資系のコンサルティングファームEY社が出している内容は、人口動態の変化からエネルギー、医療まで幅広くカバーしています。

とてもよく纏められていまして、最近読みました。内容が重い・・

※ちなみに・・
コンサルファームがこぞってこういう資料を出すのはなぜか?
商売上がったりでは?と思うかもしれませんが、逆でして、
クライアントにコンサルティングをするときに「教材として」用いるわけです。

自分たちがレポートをしている教材をもとに議論をするので、
うまく契約が続いていく・・という戦略的なPRの側面も含めています。

マッキンゼーが出している未来予測の書籍もお勧め

未来はどうなる?という視点で書かれているちょっと前の本です。

 


マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

 

 

論理的に物事を積み上げていくと、未来は見えるということは、かの有名な大前研一さんから学ばせてもらいました。

大前研一さんは、マッキンゼーの日本の所長を務めた方。

ご存知かと思いますが、彼の特集をネットサーフィンしていただけると、その偉人伝がたくさん出てきます。

いまはBTTというMBA大学院の学長をなさっていますね。

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僕らが対峙する顧客はこういうことを考えているのだ、という前提で、少しずつインプットしていくわけです。

ビジネスインプット系の記事、増やそうか。。