本当の「自分らしさ」は日常の中にあると思う

思うこと

僕がいつも楽しそうに仕事をしているからなのか、周りの人たちからよく「会社を変わろうと思うんだけど」という話をされます。

あるいは、それは、僕の人生におけるキャリアのポテンシャルみたいなものだと言ってくれる人もいました。

たとえばつい今週も僕と同じ会社で20代半ばの人から「この会社にいて、いまの自分の強みってなんだろう?」という相談をされました。いきなり電話がかかって来てそう言われるのです。

よくよく聞いてみると「転職を考えている」といいます。たぶん、周りの人は誰一人としてその人が転職活動をしていることは知らないはずです。

なぜか僕のところにはそういう人が来て話をすることがよくあります。

今の会社にいて、その会社が謳っている「私たちの強みは◯◯です」というのは嘘です。

同様に、「この場所にいれば、こういう市場価値が身につく」と大々的に謳っているものも嘘です。

なぜならば、意識して自分たちが言葉にしたものの中に「自分らしさ」なんていうのはないからです。

「自分らしさ」は無意識の中にあります。無意識の繰り返しこそがあなたらしさなのです。

 

「ふだんを変える。それがいちばん人生を変える。」
というホンダのコピーがあります。これはすごい言葉だと思う。

非日常を変えようとする人たちはたくさんいます。

上の話でいうと、僕の会社の同僚は、仕事以外のことで何かをしようとしてみたり、あるいは必死に今いる場所から考えられる「自分自身の市場価値」ってなんだろう?と考えるわけです。

でも、そういうところには強みも、自信もないわけです。

あなたがいま無意識にやっているところに「らしさ」があります。

僕の関わっていた会社は、あらゆる会社の「らしさ」を言語化し、形にしていくコンサルティングを行なっていました。

それを形にする手法がクリエイティブだったわけです。

 

非日常より、日常を。

 

僕のブログはこうして積み重ねられている気がします。
いつも、読みに来てくださって、ありがとう。