「アジャイル」な組織作りが新規事業の肝になる

新規事業, 経営者向け

とある重い系の大手メーカーが、2025年を見据えた新たな事業を立ち上げると。
それも、将来の事業をつくるという観点で、比較的若手の社員によってプロジェクトチームを作り、新規事業としてやっていくのだといいます。

いま、調査会社(マーケティング会社か、コンサル会社)を活用しながら、彼らが現在行っている事業が将来、どういう領域に可能性があるのか?ということを踏まえて、新たな事業を作っていく。

そのときに、なかなか自社だけで新規事業をやりきるというのはハードルが高い。
おそらくは外資系のコンサルティングファームの活用も含め、外部との連携も視野に入れながらプロジェクトを進めていく。

その会社の経営企画部の部長から「ちょっと話したいことがあるから、来てもらえないか」という連絡が来て行ってみると、その話をされたわけです。

 

「外部の会社との連携も含めて、検討したいのだけれど、提案をしてくれないか?」

ということで、「では、翌日の午前中までに提案書を送ります」というのが先週の木曜日の話。金曜日の午前中には企画書を送り(木曜日の夜はほぼ徹夜でした。月末なのに・・)、
行って来ました。今週月曜日の朝一。株主の資本会社(結構でかい企業)の部長陣も含め、10数名の部長会議。

プロジェクトごとにチームを社内外で終結するという感覚

アジャイル型の組織開発
というものが、現代の新規事業のキーワードです。

ネットで調べてみると、いい記事があったので。

「自前で無理なら、外から借りる」
「プロジェクトごとに、チームを編成する」
という考え方がベースにありますが、この考え方に理解を示す企業というのは、その企業の結構高いビジネスリテラシーが求められます。

以前、「グローバル経営の極北」というブログで、オランダの銀行のアジャイル型組織の話がありました(これも良記事)。

そのプロジェクト会議の中で、冒頭の1時間をもらい、プレゼンをさせてもらいました。僕としてはとてもいい経験です。手ごたえは良好。

ようは、外部の人材とうまく連携をして、必要なプロジェクトチームを組成しましょうよと。
僕らはそのコーディネートからPM(プロマネ)という領域で、価値発揮をします。

来年度(来月4月)から、一緒にできればとても面白いなあと思いつつ。

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今の時代、すべてを自社のみで完結できる時代ではなくなっている、というのはどの企業も経営者も、あるいは新規事業にかかわる人たちも、わかっていることだと思います。

ですが、じゃあ適切に外部とプロジェクトチームを編成して、物事を前に進めることができるという当たり前レベルがあるのか?というと、それはまだまだハードルが高いというのが、日本企業の実情です。

それは今まですべてを「内製化」するという商慣習につかりすぎていた故の弊害でもあります。

あるいは、社外の企業は「ベンダー」「下請け」「外注先」という立ち位置で考えるがゆえに、なかなかうまく「パートナーシップを築く」という感覚が、市場の中で浸透していないが故のことだというわけです。

僕らのようなコンサルは、そういう意識改革も含めて、クライアント企業とパートナーとして価値を出していくことが求められるのです。

 

<追伸>
そのプロジェクトチームは、若手の有望株を集めて・・と聞いていたのですが、そのほとんどが40代前半くらいでした。若手ってなんぞや。