17歳は2度来る。悩める35歳に向けたメッセージ
30代後半は、悩める世代です。
35歳～39歳の間というのは、40歳を迎える焦りを考えるわけです。
若い頃、40歳はとてもとても大人に思えた。
30歳を迎えるときにも思っていたけれど、言っても20代は若手なわけです。
30代になれば、今よりもっといい大人。夢に近づく大人になれると思っていたのです。
でも、現実は想像していたものと違うのです。だから、焦る。
自分が20代の頃よりも進んだと思った。
ふと周りを見渡してみると、自分なんかよりも、もっともっと、進んでいる人たちがいるわけです。
30代になると、才能のある人たちは必ず世に出てきます。
「あの人が、、！？」と思うような人たちが、頭角を現してくるのが30代です。
そして、自分自身のサイズと自ずと向き合わざるを得ない。
自分の生き様と、これからの生き方を考えるわけです。それが30代。
17歳は2度来る
僕は16歳。高校2年生のときに、病気をしました。
高校に行くことが出来なくなり、家と病院を行き来する生活をする中で、17歳の誕生日を迎えました。
17歳というのは、人生の転換期です。
大学受験を考えるもの。甲子園やサッカーの選手権に打ち込むもの。
何かひとつ専門を追求する道を選ぶもの。
そういう青春の時間が、17歳という時間なのです。
35歳という時代は、僕は2度目の17歳だと思っています。
2度目の青春、2度目の人生の転換期なのです。
セカンドバースデーと言ってもいい。
それが40歳を迎える前の数年間であり、それまでの生き様を形にするのもひとつ。
そして、今までの生き方を見つめ、更なる挑戦をするのもひとつだと思うのです。
あの頃の好きなことを思い出そう。
人生が彩るのです。
ひとつでもいい。そういう自分との約束を思い出し、セカンドバースデーを迎えよう。