コツコツ溜めていく美学

日々徒然

が好きだとコメントをくださったNさん、いつもブログを読んでくださってありがとう。

何度かブログで書いていますが、僕は「運の貯金」という言葉が好きです。

社会や周りから「運の前借り」をするのではなくて、周囲から得られるものよりも少し多めに自ら与える、という感覚です。自分自身がチョイ負けする感覚です。

自分がもらってばかりだとダメなのです。先義後利という言葉がありますが、先んじて与える側に回って、周りが成功して、後から「遅かったね」と引っ張り上げてもらう、そんな感覚です。

毎日1つのチョイ負けでも良いから重ねていくことで、後からドカンと複利で返ってきます。

その返ってくるものを受け取らず、51%以上を先送りすることで、またまたそれが複利になっていく。ご縁を紡いで、周りに応援してもらう生き方とはそういうことです。

これもよくブログで書いていることですが、1日ひとつでも、何かを生み出すと見える景色がぐんと変わります。

多くの人は人生を「消費する側」で終えていきます。

平日5日間を会社に費やし、「早く過ぎたらいいな」と思って過ごす。
これは自分の人生の時間を会社に消費する生き方です。

その対価として得られたお金を、ご飯や飲みや買い物や娯楽といったものに消費し、そのためにまた働く。

1ヶ月の間に土日が4回ありますから、貴重な8日間でどう楽しく過ごすか。得られた収入で何にお金を使うか?と考えて生きる人が世の中の大半です。

そういう生き方もありだと思いますが、それが幸せの価値観だというのは「生産する側」が消費を促すために作り出した広告だとすると、いかがでしょうか?見え方が変わるのではないでしょうか。

お金を稼ぐために人生の時間を会社に消費し、得られたお金で仕事のストレスを解消するために消費活動を繰り返す。

社会の縮図とはまさにそういうもので、それらの大半は企業が自分達の商品やサービスを買ってもらうために知恵を絞った広告・PRであり、僕らはそれに乗っかって生きているのです。

そう考えると、僕らの人生は消費時代なのかもしれない。

何かを生み出す側で生きるというのは難しく、だからこそ価値があると僕は思うのです。

コツコツ何かを生み出し、1つずつでもいいから愚直に積み上げていく。

アウトプットし続ける人生は、幸せですね。