社長業とは、言葉業

日々徒然

1日1つ「いい言葉」に出会うと決めるだけで、人生は好転するんだよね。
そう、人生を好転させたかったら「いい言葉に出会う」と決めて、それを日々の中で意識することなんだと思う。

最近読んだとある本の中の1フレーズに、
『手帳の余白部分に、手書きで大雑把にメモ化しておいた』
という1行があって、なぜかその1行が妙に響いて線を引きました。

当たり前のような言葉だけれど、ああやっぱり僕も手帳に1つ1つ言葉を書き綴っておこう、と改めて思わされる一文でした。
時々、前に読んだ本なんかを見返した時に「あれ?なんでこんなところに線を引いているんだろう・・」と思わされるところがあるけれど、どうみてもやっぱり僕が引いた線なのです。

そういう一見すると微妙に見えるけれど、あの時の自分自身には響いたという文章や言葉というのは、必ず巡り巡って自分自身を支えてくれる言葉になる。
しんどい時に支えてくれるのは、いつだってあの時であった一言なんですね。

僕は圧倒的なメモ魔ですが、家には「ほぼ日手帳」が置いてあって、そこには1日に終わりにさらっとメモを書きます。
今日あったこととか、読んだ本の言葉とか。
あとは言葉のメモを書くのです、今日の仕事で「ああこのフレーズいいな」とか「こういう気づきって大事だな」と思ったことは、ちゃんと書く。

コンサルの仕事をしている醍醐味は色々な社長さんたちと仕事ができることですが、社長というのは概して「言葉の力」がすごい。
一緒にいて仕事をさせてもらっていると、どんどんと「ああ、やられた」と思うフレーズが飛び出してくるのです。

社長業とは、言葉業なのです。