経験と時間
「営業としては、お客さんのところに顔だしてナンボだからね。今すぐじゃなくて悪いんだけれど、またこうしてやり取りができれば」
今日、とある上場企業の部長に会いに行っており、そんなことを言ってもらいました。
その部隊は経営戦略本部という、お堅い感じの名前の部署なのですが、要は会社の経営戦略全般を管掌している部署で、その部長は営業上がりです。
お客さんのところに足繁く通うというような営業マン的な話もわかってくれる方で、可愛がってもらっています。
今日は、その会社の他の事業部で動いているプロジェクトの情報共有と、その他いくつかの提案をしに。
お茶を飲みながら色々な話をざっくばらんにし、「うちにも色々タイミングがあるんだけれど、また、提案してほしい」というような、わりと打ち解けた雰囲気で1対1の商談をしてきました。
25歳は若いのか?と、ふと思う
帰り際、「ところで、ゆってぃさんって、いま、いくつ?」と言われ、
「25歳です。今度、26になります」という会話をし。
「そうか、俺が今46だから、20歳、違うのか」と。
「若いなあ、俺が25、6のときは、何も考えていなかったなあ」
と、空を見上げながらしみじみと話しておられました。
もちろん、僕が日頃ビジネスとして相対している40代、50代の人たちにとって20代は若いのかもしれませんが、普通に話をしているわけで、特に年齢差を感じたりすることはありません。
とはいえ、彼らの経験は羨ましくも思ったりしていて、僕はできれば早く経験をたくさん積みたいし、いろんな景色を見たい。
今いる場所を存分に味わっている一方で、そんなことも思ったりします。
そんな会話を会議室からエレベーターまで歩きながらしており、先方のオフィスを出たら空はもう薄暗く。
明日は東京です。僕ももっと、いろんなものを見たい。
まだまだ20代、欲張りです。強欲ではありません。