社会では「この場だけの話」で物事が進む

社会人2年目(大阪), ビジネスパーソン向け

9月も後半に入って、今週から一気に肌寒くなってきました。

僕らの仕事はクライアントワークなので、基本的にはスーツです。

相手に合わせるけれど、ネクタイもちゃんとした上で商談に望むことが多いです。

真昼間はまだ少し暑さも残っていますが、朝夕はだいぶ肌寒い季節です。
スーツで歩いているのがちょうどいいくらいのシーズン。

11月くらいからコートが必要になるんですよね・・

そういえば、去年の冬は父親が若い時に使っていたコートをもらってしのぎました。
そろそろ年季が入っているので、新しいコート買わなきゃ・・

コンフィデンシャルの話をされるという信頼

お客さんから、「これは社内外的にコンフィデンシャルなんだけれど」という話をもらうようになったら、ようやく一人前のような気がします。

社内メンバーにすら、場合によっては幹部メンバーでも一部しか知り得ないような情報や内部資料を共有されて、どう思う?と聞かれるようになると、営業としてもコンサルタントとしても、もう一歩上のステージで要求されているのだということです。

最近、立て続けにそういう話が続いていて、信用されているなと感じると同時に、身が締まる思いです。

中小企業なら「社長と、次期社長のNo.2しか知らない話」をされ、上場企業なんかの大企業だと「役員陣以上しか知らない経営戦略(と課題)の話」なんかを共有してもらっています。
(企業が公表している中期経営計画は、現実的計画じゃなくて意気込みですからね)

資料を印刷して社内に置いておくわけにもいかないので、基本的には僕の頭の中に入れる情報なわけです。

企業というのはこうして一つのテーブルを囲むメンバーで物事が決まり、世の中に伝播していくのだということを実感しつつ、不思議な景色を見ている気分になります。

こういう関係性は、御用聞き営業をしているだけでは築けないことだと思うけれど・・・

際(きわ)で逃げないか否かの人間性

ぶっちゃけ、「この人は、際で逃げないか否か」という生き様を見られているわけです。

「信用を築くためには、まめに連絡をして、〜〜をして、」
というスキルでは磨けないことだと思っています。

いかに営業が売れたとて、所詮はそれまでの話です。(素晴らしいことですが)

仕事ができるということは大切ですが、それ以外にも大事なことがあるのだとちゃんと分かっている人が、結局は強いし、僕はその価値の方が大切だと思っています。

顧客も百戦錬磨の方々はそこをちゃんと分かって見てますしね。

たとえ負け戦でも、ちゃんとやりきるその姿勢が、人格を作るのだと思っています。(偉そうでごめんなさい)

本音を書くと、そういう「この場だけの話」自体には、僕はあんまり興味はありません。(ホンネです、ごめんね)

ただ、そうやって物事が進んでいくのだとか、人と組織の際を見ることができるのは、とても面白いし、たくさんの気づきになるわけです。

そうやって社会に影響を出していくという在り方もひとつ。

そうではなく、自分だけの別の在り方を探すのも、ひとつだと思っています。今日この頃。