あなたは「なぜ、勉強をしなければならないか」という問いに答えられますか。

2018年9月7日思うこと

もし、あなたが物心がついた小学生に「どうして勉強をするの?」と言われたとしたら、どのように答えますか。

「勉強なんて、役に立たないじゃん。誰々くんの親もそう言ってたよ」
と言われて、勉強をする理由を答えることができますか?

いい大学に行き、いい会社に入り、幸せな人生を手に入れるため。

それもまた一つではありますが、本質的な答えとはなんでしょうか。

今の時代ならではの答えもあるとは思いますが、いつの時代も変わらない本質というのもあるのだと思っています。

勉強=人生の選択肢を増やすこと

 

以前、島田紳助さんがテレビでおっしゃっていたのを観たことがあるのですが、島田紳助さんの知り合いの方に、京都大学を卒業してマッサージ屋さんとして働く女性の方がいらっしゃるそうです。

「えっ、京大を出て、マッサージ屋さんになったの?」

と誰もが思ったそう。

でも、その方がマッサージ屋さんとして働きたくて選んだ道なのです。
彼女はそれで幸せな人生を過ごしているのだと。

紳助さんがその話をしているのを観て、ああ、その通りだなと思ったわけです。

勉強をするということは、人生の選択肢を増やすことであると。

その彼女は、京都大学という最高学府を卒業したという、日本の学歴社会の中では最強のカードを持っているわけです。

一流企業に努めることや、場合によっては官僚になるという道もあったのかもしれません。

そういういろんな選択肢の中から、彼女は自らの意思でマッサージ屋になることを決めた。

当然、親や周りの大人たちからの反対にもあったことでしょう。

それが、自分の人生を生きるということであり、勉強をすることが「人生の選択肢を増やす」ということになるわけです。

勉強をした方が絶対にお得である

勉強は絶対にしておいた方がいい。

人生における勉強はもちろんそうですが、学生時代の勉強というのも絶対にやっていた方がいいです。

別に「損か得か」で勉強をする有無を決めるわけではありませんが、断言します。絶対に勉強はしておいた方がいい。

これを読んでいる人が10代ならば、学校は絶対に少しでも格上の学校に進学した方がいいです。

中学、高校、大学。

選べる立場であるのならば、努力をし、少しでも上の学校に行く。

「上か下かで判断するのか」と言われれば、「はい、そうです」としか言いようがありません。

何を持って上下を決めるのか。

それが学力であり、格式であり、レベルなわけです。当たり前の話です。

あなたがもし大人になっていて、周りに子供がいるならば(あるいは自分の子供ならなおさら)、全身全霊で勉強を応援してあげましょう。

あなたの見栄の問題ではありません。

そういう社会のタブーをきちんと教えてあげられる存在を必要としている子供は確実にいます。

そして、一番大切なこと。

人生は、ぶっちゃけ勉強をした方が、絶対に楽しい。

いつも読んでくださって、ありがとう。