移動中の車で語る人生の教訓

2018年9月4日社会人2年目(大阪)

朝の8時半に梅田のレンタカーを借りて出発し、夕方に戻ってくる。

今日は京都デイでした。

僕の仕事はコンサルです。

仕事は自分で営業をかけ、取って来なければなりません。

関西の企業は、業種業界や場所を問わずに自由に訪問しているため、いろいろなところに行きます。

大阪市内の大企業も行くし、そうではないところにある中堅企業も行きます。

受注して「はい、終わり」ではなく、そのあとの成果に対してフィーをもらっているわけで、プロジェクトを同時進行で何本も走らせていると、時々自分がどこで何をしているのか分からなくなる時があります。

僕は関西の出身ではないので、関西圏(大阪や京都や神戸など)は、まったく詳しくありません。

iPhoneがなければ、この仕事は成り立たないなと思うわけです。グーグルマップって、すごい。

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車から見える京都の山道の景色です。

僕が運転しているわけではなく、今日は先輩と一緒です。僕は助手席で道案内をしながら、写真を撮っていました。

2人で何時間もドライブ(移動です)をするのは、楽しかった。

ほとんど電車で移動しているので、たまには車移動もいいですね。

月に1〜2回くらいはあってもいいな。

その先輩は、僕よりちょうど10個上になります。

商社、メーカーを経て、ここに入っている。

志があるからです。

結婚をしてお子さんがいる中で、自分の人生だけではない範囲の中で、子どもたちが大きくなる頃に、今の世の中をもっとより良いものにしたい、という志です。

子どもたちに残せるのは、お金ではなく教育であり、生き様です。

じゃあ、自分はどう生きるのか?

何を伝えるのか?

というような話です。

よく、教育では「魚を釣ってあげるのではなく、魚の釣り方を教えてあげることが大事」という話を聞きます。

そうだと思うんです。

じゃあ、僕らは、ちゃんと魚を釣ることができているのか?という話なんです。

世の中は、劇的に変化しています。

知らない合間に、頭の良い人たちが、今までの「常識」や「ルール」を書き換えている。

そしてその変化のスピードは、次第に早くなってきている。

僕らが生きる現代は、そういう時代です。

そんな中で、僕ら自身が変化をしないまま、あるいは環境の変容を許容できないままに、何を語ることができるのかということです。

一方で、自分は何を手にすれば幸せだ、という確固たるものはありますか。

相矛盾するものを一体化させることが人生です。

やっぱり、僕の原点は自分がいた場所だし、あの頃の自分に伝えたいことがたくさんあるからこそ、の今なんだと思うんです。

言うなれば、起源は親だということです。いいも悪いも含めて僕の両親が原点だということです。

というようなことを感じていました。数時間の移動をする車の中も、語り場ですね。

今日は、京都の日。ありがとうございました。

明日は朝一から神戸です。

<追伸>

この1年間、京都に行くのはほとんど京都市内が多かったので、こんなに山々しい壮大な自然が広がっているのを目の当たりにすると、とても新鮮でした。