入社式。社会人への扉を開く1日
今日4月1日は、僕の入社する会社の入社式でした。
誰もが聞いたことのある大会場で行われた入社式は、同期約1000人が一堂に会するものでした。
配属が大阪に決まっている僕は、大阪の新居から朝一で新幹線に乗り、10時半頃に東京入り。
そこから電車で移動して、入社式に向かいました。
行きの新幹線の中で、名古屋から僕の隣に座った2人のおじさんがいます。
その2人との会話が印象的だったので、ちょっとだけその内容を書こうかと。
その2人はともに50代くらいの方。
兄弟らしく、法事関係で東京に行くそうです。
朝っぱらからビールを飲んで喋っている2人でしたが、嫌な感じはなくて、豪快というか大らかというか。僕は最初隣で話を聞きながらウトウトしていました。
途中、お手洗いに立ったタイミングが同じだったことをきっかけに、ふと話をしました。
「にいちゃん、出張か?」と話しかけられて。
「いえ、新卒で入社するんですよ。今日、入社式が東京であるので、大阪から向かっています」
みたいな会話から入り、
「そうかあ。いやあ、若いっていいなあ。仕事をするっていいもんだよ、楽しいよ」
というような語りをしてもらいました。
「酔っ払いが、説教くさくてすまんね」とか言いながら、すごくいろんなことを話してくれた。
1人は自分で会社を経営していて、もう1人は鉄道関連の仕事をなさっているとのこと。
どちらも自分の仕事に論と誇りを持っていて、熱く語るんですね(酔ってたけれど。笑)。
おじさん世代なんだけれども、「大人になるって楽しいよ、仕事を頑張るのも、稼ぐのもいいよ」って言ってくれる人に、社会人初日から出会えたことはなんだかすごくハッピーでした。
これが逆に「社会って大変だよ、働くって嫌だよ」みたいな会話だったら、もうどうしよう、と思う。
笑顔が素敵な、2人のおじさんとの会話を楽しんでいるうちに、あっという間に東京に着いてしまいました。よかった。
東京駅での別れ際、「じゃあ、また」という感じになって、そしたら向こうが「また会う機会があるかはわからないけれど、にいちゃんが偉くなって新聞か何かに出た時だね、がんばって」みたいに言ってくれた言葉が嬉しかった。
もちろん社交辞令みたいなものだと思うけれど、それでも僕らみたいな若い世代にそうやって声をかけてくれる大人がいるというのは、すごく嬉しいことだと思った。
そんな陽気さを抱えつつ、僕は入社式に向かっていました。
緊張と高ぶりと
あれだけの規模感で入社式を行う企業というのは、そうないのではないかと思う。
それくらい、圧倒的な入社式でした。
人生に一度しかない、新卒時代の入社式は、緊張と高ぶりを覚えながら幕を開けました。
これから社会の荒波に飲まれて行く中で、今日の気持ちとか、感謝とか、そういった想いはずっと忘れずにありたい。
そんな風に思える1日でした。
僕らの会社はまた、新たなフェーズに足を踏み入れます。
僕らが、それを担っていくのだと。
そんなことを語りかけられた時間で。
圧倒的に、突き抜ける。
式の最後に、これからの決意を名刺の裏に書いてと言われて書いた言葉です。
僕の決意なわけで。
まずは、今年が勝負。
なりふり構わず、突き抜けるべく。
そんな自分でありたい。
いつも、ありがとう。
改めて、これからもよろしくお願いします。