書類選考をパスするES(エントリーシート)ってなんだろう。

2018年10月27日就活生向け, 筆記・テスト



憧れの会社はある。志望動機はない。

憧れの会社はある。志望動機はない。

 

(2018年1月追記)

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僕が以前書いた記事に、

『面接で聞かれる「挫折経験」は、その人の再現性を見るための質問である』

という記事があります。

このブログ記事を、ある方のブログに引用してもらいました。ありがとうございます。

面接で聞かれる「挫折経験」は、その人の再現性を見るための質問である。

1ヶ月くらい前に書いたブログなのですが、僕の書いたものを読んでもらっていたことは、こうして自身の就活経験を書き綴っている僕としてはすごく嬉しいことです。

ブログを書くこともそう。実際に僕のところへ連絡をくれるとかもそうですが、僕自身の経験が多少なりとも後輩たちに伝えるものとして残っているというのは、僕が約半年間の時間を就活に費やしてよかったなと思えるものなんですね。

引用してもらったそのブログの筆者は、もともと国内の大学にいて、そして交換留学生としてアメリカの大学に留学をしている。

そこで専門の研究だったり、そして最近は就職活動も視野に入れた活動をしているとのことです。

今回は、その就活に関する記事で僕の記事を引用してもらったのですが、面白いのはアメリカの就活のイベントである「ボストンキャリアフォーラム」というもの。(僕も初めて知りました!)

どういうものかということ、日米バイリンガルを採用するという目的のもと、毎年11月中旬にアメリカのボストンで行われる就活イベントらしいのですが、その規模感がすごくて、200社を超える国際企業が1万人の学生を相手に3日間でがっつり選考を進める、というものらしいです。

今回はその記事にES(エントリーシート)のことが書かれていたので、ESについて僕が思うところを書きたいと思います。

ESにおいては、ESがその人自身であるということ 

選考に際して最初にやること(の大半)は、ES(エントリーシート)を書いて提出をすること。

に加えて、企業によるのですが筆記試験(ないしWebテスト)です。

その仕組みが良いか悪いかとか、そういう議論は今回は置いておきます。実際にいまの日本の就活の仕組みに基づいて、話を進めます。

僕自身もそうだったのですが、まず最初に就活生の多くはそのESで悩みます。

というのもまあ当たり前の話なのですが、自分自身の22年間をたった1枚の紙に凝縮するということをした経験がないので、言葉をうまくまとめることができなくて、つまづいたりするんですね。

なかなかESがかけなくて悩んでいる人へ、僕なりのメッセージを。

ESに書かれているものは、その時点では、それがあなたの全てですよ、ということ。

つまりは、ESの選考においては、ES自体があなた自身である、という見方をもつことなんだと思っています。

もちろん、本当は違います。笑

そもそも22年間もの人生を、たった1枚の紙に、それもたった数百字の言葉の積み重ねに置き換えることなんて、できるわけがないんです。

ぶっちゃけ、そんなものは無理だということ。

じゃあなんでESがあるのか。

それはもちろん、企業側が選考の初期の段階でふるいにかけるためです。

何万人もの22年間を聞くことなんて、できないですから。そんな時間はない。

筆記試験を課すのも同様の理由がいちばん大きい(他にもあるけど)のですが、今回は割愛。

書類選考に通るESが何かを考えると、ESを書くこと自体は、そこまで難しいことではない。

どういうことか。

書類選考の段階では、ESがあなた自身なんです。

でも、実際の選考では、そのあとにリアルの面接がある。書類選考に通ったから”内定”ということはないわけですから。

と考えると、書類選考に通るESがどんなものかわかるはずです。難しいことではない。

僕なりの仮説であり、僕が実際に就活をして確認した答えですが。

落とされないESというのは、

実際にその人自身に会ってみたいと思われるES

ということです。

繰り返しますが、ESの段階では、ESがその人自身なんです。

22年間もの人生の中から、たったひとつのエピソードを、たった数百字の言葉にして書き連ねるんです。

企業にはそれが何千枚、場合によっては何万枚ものエントリーとして届くわけです。

そういうことを踏まえて、何をどんな風に書けば良いのかを考えるんです。

ESは自分自身の”らしさ”がいちばん伝わるように書く。

なおかつ、読み手に対して「この人、なんか面白そうかも」とか「実際の面接で会ってみたいな」と思わせるようなことを書く、とういことです。

ちなみに。

書類選考に際してはよく「学歴で切られた」とかいう言葉も耳にしますが、それは大半の場合、落ちた要因は学歴ではなくて「筆記試験」です。

つまりは「学力」ということ。

リアルに学歴で切るところもあったりはしますが、それは全企業の1%もないです。ほんとに。(それは日本における企業の分布と、大学の分布を比較して考えると、まあ当然のことではあるのですが。)

そこは僕自身の経験も踏まえて、確信を持っていえること。筆記さえパスすれば、学歴はみられないのですから。

と、まあ長々と書いてきましたが、要はESには、あなたの人生のエッセンスを書いてください、ということです。

きちんと考えて、然るべきことを書くようにすれば、そこまでハードルの高いものではありません。

選考は、そこから先にある面接によってくるものなのですから。

今回は、ここまで。読んで下さって、ありがとう。

<追伸>

もちろん面接に紐づいたものでないと意味がないのと、

じゃあ実際に「会ってみたいESってどういうものだ?」ということに関しては、また別の機会で書きますね。



憧れの会社はある。志望動機はない。

憧れの会社はある。志望動機はない。