「ひらがな」を大切にして、文章を綴っていこう。

2019年1月6日書くということ

僕が文章を書くときは、「ひらがな」を大切にして書いています。

その方が柔らかい文章になるし、何よりも読みやすい。

そして、それが「らしさ」になると思っているからです。

例えば、「喜び」ではなく「よろこび」、「幸せ」ではなく「しあわせ」と書いてみる。

「有り難う」ではなく「ありがとう」。「優しさ」ではなく「やさしさ」と書いてみる。

「一人」ではなく「ひとり」。「何度も」ではなく「なんでも」と書いてみる。

そういうことです。

もちろん、これらは使い分けですから、どちらがいいとかそういうことではない。

「ひらがな」ばかりの文章は読みにくいし、意味もわからない。

僕ももちろん、「しあわせ」ではなく「幸せ」と書くことも多いです。でも、こうしてパソコンに向かって打ち込んでいるときに、一度は頭の中で考えます。

文章全体のバランスとか、柔らかさを全体で意識して、使い分けをしています。

例えば僕は、インターンシップのときに、学生に企業の魅力を紹介する取材と、それをまとめて書くということをさせてもらった経験があります。

すごくいい経験でした。

その中でも特に、学生向けにわかりやすく書く場合は、「ひらがな」で書ける部分は漢字ではなく、できる限り「ひらがな」を使うようにと言われました。

上司はコピーライターですから、そのときも、なるほどだと思いました。

一見して固そうな文章だったら、そもそも読んでもらえない。

そもそも読んでもらえないことには、企業の魅力は伝わらないですから、当然の話です。

コピーライターが書くコピーというのも、「ひらがな」がとても多いんですね。

それはやっぱり、伝えたい人がいて、読んでもらうことを前提にしているからなんです。

小難しい文章や、おかたい文章を書いても、誰も読もうとは思いません。

僕がこうして毎日ブログを書いているときも、もちろん書いている僕自身が一番楽しいという理由で書いているのですが、それでも僕の書いたブログを読みに来てくれる人がいるわけです。

なので、その人に向けて、できるだけ読みやすい文章、わかりやすい言葉で書きたいという思いがあります。

僕は毎回の記事で、結構な分量を書くわけです。

1記事2000文字はざらで、場合によっては4000文字〜5000文字になることも、よくあります。

でも、ぶっちゃけ、それだけの分量の記事で、しかも他人の書いたブログです。言ってしまえば、その人にとっては関係のないことなわけです。

それでも、時間を割いて、僕の書いたブログを読んでくれる人がいる。それはとても嬉しいことだし、奇跡のようなことだと思っています。

途中で読む気を失わせるような書き方は、僕はしたくないなと思うわけです。

書くということは、究極、自己満足です。

自己満足なんだけれども、それでも読んでくれている人に対して、ひとつでも何か伝わるものがあってほしい。

だからこそ、読みやすい言葉や文章を、意識しようと思っています。

(実際に僕の文章が読みやすいかどうか、は置いといて。笑)

いつも僕の書いたブログを読みにきてくださって、本当にありがとう。

時折届く感想のメッセージがあったりすると、もうそれはすごくすごく嬉しい。

読んでくれるということだけで、すごく嬉しいことなのに、感想を言ってもらえるというのは、たとえそれが一言だったとしても、すごく嬉しいこと。

この嬉しさはきっと、文章を書いている人にしかわからない喜びなんですね。

これからも僕は、淡々と書き続けていきます。

ありがとう。