初めての韓国(入国編)
ということで、今回は第二弾「入国編」を書いてみようと思う。
第一弾の「渡航前編」はこちら。
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無事にパスポートを申請した月曜日の夕方から1週間、僕は仕事で出張に行き、出張中はその翌週の月曜日に出来上がるであろうパスポートのことをワクワクしながら考えていました。
そして来る月曜日、3度目のパスポートセンターで、意気揚々とパスポートをゲット。
その翌日の火曜日の夜に、人生初の羽田空港、国際線ターミナルに向かったのでした。
今回のフライトは、羽田空港 – 仁川(インチョン)空港にpeachで向かうというもの。
大学時代から今に至るまで幾度となく来ている羽田空港も、国際線のターミナルというのは初めてで。
国際線のチェックインの仕方も、出国審査でパスポートを提示するやり方もわからず、ドキドキしながら無事に入り、国内線よりも広く感じる深夜1時の搭乗口へ。
思いの外、フライトを待つ人が多く、深夜のフライト待ちという状態にちょっとエモさを感じる。
飛行機に向かう道中で、外に見える夜と空港の光のコントラストが、なんとも言えない感じ。
仁川空港までのフライト時間は2時間半ほど。
東京→沖縄に行くのと同じくらいの時間で韓国に着くというのは、本当に手軽に行ける距離だと実感。深夜ということもあって少しうとうとしていると、あっという間に空港へ到着。
仁川空港について思ったのは、ものすごく広いということと、日本の空港がいかに綺麗なのかということ。
国際空港という国の入り口にもかかわらず、仁川空港のトイレは(汚くはないけれど)綺麗というものでもなく、日本の衛生感覚はすごいんだなと実感。
そこから入国審査。事前にコロナのワクチン証明証であるとかはQRコードで手配していたものの、滞在先などを書いておく必要があったらしく、入国審査場の側で手書き。全部英語で書くというドキドキの経験をし、長蛇の列を並んでようやく人生初の韓国の入国審査を無事に通過。
到着した場所から、荷物の受け取りまではまさかのモノレールで移動するというバカデカさ。みんな当たり前の顔をして手荷物受け取り場へ行くためにモノレールに乗っているのだが、どこにもそんな表記はないし、合っているのか分からずこれまた緊張しっぱなし。。
無事にキャリーバッグを確保し(事前に聞く話では、海外に行くとキャリーバッグがなくなるのは当たり前と聞いていたので、そこでも少し緊張が走る)、ホッとして出口へ向かう足取りはすごく軽かった。
いやもうね、羽田空港で2時過ぎの飛行機に乗ったはずなのに、入国審査を通過し荷物を取った頃には6時くらいになっていて、空港はすごく活気がある朝の状態になっていた。
たくさんの人が行き交っていて、ベンチで時間を潰している様な人たちもたくさんいる。
空港に着いたらまずやらないといけないミッションが2つ。
1つはWi-Fiの確保。
もう1つは「T-money」という交通系カードの確保。
Wi-Fiレンタルも便利だが、できればeSIMが良い
まずはWi-Fi。
僕のiPhoneはキャリア契約をしていて(しかも法人)、SIMフリーのスマホではないことが海外旅行ではちょっと不便に感じた。
日本にいるときはこのiPhone1台で仕事も電話もかなり行っているので、キャリアとの法人契約が良いのだけど、SIMロックがかかっていることが難点。。
もしスマホにこだわりがない人は、できればキャリアではなくSIMフリーのスマホを1台契約しておくと良いのではないだろうか。
海外旅行に行ったときはWi-Fiレンタルよりも確実のeSIMがお勧めだと思う。
実際に今回Wi-Fiのレンタルを使ってみて、便利ではあったがWi-Fiを充電する手間、持ち運ぶ手間を考えると、自分の普段使っているスマホにSIMカードを差し込むだけで海外の回線が使える様になるeSIMが圧倒的に便利だと感じた。
Wi-Fiのレンタルは仁川空港のターミナル内で借りることができて、返却も行えるものがいくつかあるから、適当に選んで良いと思う。
僕も行きの羽田空港のフライト前の時間にサクッと予約して、現地のターミナルで借りた。すぐ終わる。ちなみに僕が使ったのはここ。
交通系カードの確保は命!
韓国では「T-money」という、日本でいうところの「Suica」や「PASMO」のような交通系ICカードがあり、電車やバスの移動、コンビニでの買い物等もこれでできるそう。
空港にあった「Nice to CU」(ナイストゥシーユー)というネーミングがおしゃれ(?)なコンビニへ。
後から知るけど街中にあるコンビニの多くはこの「Nice to CU」で、韓国のコンビニとしては主流っぽい。あとはセブンイレブンとかも街中ではよく見かけた。
意気揚々とコンビニで購入したT-moneyカードを持って、いざサブウェイ(地下鉄)のホームへ。もうすでに6時台で電車は動いていて、人も割と行き交っている状況。
宇宙船みたいな施設を見上げながら、改札前の切符売り場へ。
と言っても切符は売っておらず、T-moneyへのチャージ台が複数置かれている。
韓国は日本よりもかなり進んだ現金を使わない国だと思う。電子マネー、クレカが主流というのはかなり助かる。
さて、チャージ台に行ったのだがこれがまた難しい難しい。。
日本で駅のホームでSuicaやPASMOにチャージするのと同じシステムだと思うのだけど、なぜかかな〜りカードのチャージに手こずる。これ難しくない?
あ、そうそう韓国の現金は持っていなかったのだけど、一緒に行った人から少しだけ分けてもらって空港からの移動はやり過ごした。(換金自体はホテルでやった)
いざ、ソウル市内へ。電車は日本とほとんど一緒
仁川空港から電車を乗り継いでソウル市内へ。
地下鉄とかの感じは日本とほとんど一緒。ただ駅名がほぼ読めない。
今回向かうのは東大門(トンデムン)というソウル市内の大きな街。
その東大門の隣の「鐘路5街(チョンノオガ)駅」というところ。予約したホテルに向かう。Wikipediaにも駅名が載っていた。
乗り換え1つとっても、日本だと何も考えずに歩いているのが、初めての海外だとかなり難しい。ターミナル駅はすごく広いし、表札もわかり辛い(というか読めない。英語表記があればギリ読める)ので、これまた緊張しながら乗り換えを重ねる。こういうドキドキは新鮮で楽しい。
ソウル市内に向かう出勤の満員電車も経験し、乗り換えで迷いながらもようやく目的地に到着。地下鉄のホームから地上へ出るとすっかり明るい朝に。
駅のすぐ前に市場があるのだけど、朝なのでまだ開いておらず。
この市場は「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」といって、わりと有名な市場らしい。市場散策は後ほど。まずは荷物を置きにホテルに向かう。
街の景色はこんな感じ。かなり道路が広く、晴天が気持ち良い。
韓国の道を歩いてみて思ったのは、日本と比べてかなり運転が荒い。
というか日本の交通ルールが世界的には異常なくらい平和なだけで、ほとんどの国では車と接触して怪我をしたりするのは自己責任。信号が青になっても歩行者がいたら遠慮する日本と違って、人が歩いていてもお構いなしに走ってくる車が大半だった。これは衝撃的なカルチャーギャップ。
あと、タクシーの運転もかなり荒い。めちゃくちゃ飛ばすし、ぶっきらぼう。
タクシーのドアが自動で開くのは日本だけ。
駅から歩くこと15分ほど。今回の宿泊ホテルは「MAYPLACE HOTEL」。
日本語の予約ページも色々出ている。こんな感じ。
すでに朝を回っていた中でようやくホテルへ到着しひと段落。
チェックインが午後ということもあり、受付をして荷物を預けて、朝ごはんを食べに行く作戦。
つい数時間前は日本の夜中の空港にいたのに、今は韓国ソウルのホテルに着いたんだ、という高揚と移動の疲れを感じながら、韓国初日の朝を迎えるのでした。
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今回は第二弾「入国編」ということで、韓国に上陸しホテルに到着するまでを書いてみました。その後の「滞在編」はまた次のブログで!