答えのない世界を楽しむために”言葉”にこだわる

2021年7月5日日々徒然

時々「あ、自分は今、答えのあるゲームしかしていないな」と感じることがあります。
そんな時はふと「ああ、思考不足になっていたな」と思うし、その原因は最近の寝不足かな、と考えるわけです。

仕事をしている時にも限らず、プライベートでも同様。
過去の経験則、過去のやり方から無意識的に「今回も、これで」とか「こうすればいいよね」とか、そんなことを考えてしまうのです。(否、正確には考えていないのだけれど)

世の中もビジネスも、答えのない世界であり、なんでもありの総合格闘技でデス。

あなたはいま、「答えがあるはずだ」とか「正しい答えは何だ?」と、正解を探すモードになっていませんか?
僕のブログを読んでくれている人たちは、その意味がわかるはずです。

最近思うのは、人と話をしている中で「こういう場合は、こう言っておけば良いよね」といった感じで無思考的な会話をしている人と出会った時。

「ああ、想像力がないな」と思ってしまうと残念ですし、その発言を受け取った側の人がどう思うか?というところまで愛がないな、と思ってしまう場面が非常に多い。

答えのない世界を楽しむには、プロセスにこだわることが大切です。

ビジネスは結果が大切であり、結果が全てである。
それはその通りですが、そもそもその「結果」とは何か?

言われたことを、言われた通りにやることがあなたにとっての仕事なのか?あなたにとっての結果なのか?という話。

どこまでもプロセスにこだわって、思考して、試行錯誤して、愛を持ってこだわるのが仕事だとするのであれば、もっといろんなことを考えてみても良いのだと思うのです。
そうなれないのであれば、きっとあなたは今、疲れているのだから、美味しいものを食べてたっぷり眠りましょうぞ。

言葉にこだわる

メールやメッセージの言葉の一つ一つの意味を、ちゃんと考えていますでしょうか?

僕はクライアントワークを通して、自分のメールの言葉一つ、資料の文章一つで、意味がガラリと変わってしまったり、意図したことと違う解釈をされてしまうという経験を嫌という程してきました。

これだけ言葉にこだわっていて、と思っていながらもまだまだなのです。

答えのない世界を楽しむための方法で最も良いものは「言葉にこだわる」ということだと僕は思っています。

普段の会話でもいい。どんな言葉を伝えれば、相手の感情に届くのか?相手の心を動かすことができるのか?スッと理解してもらえるのか?ということを考えることが、まさしく「答えのない世界」を生きるということだと思うのです。

だからこそ語彙力は大事。ボキャ貧(ボキャブラリーが貧しいこと)だと、ちゃんと会話ができない。なぜならば、その時々で最も適した言葉を自ら選択するということができないからです。

ある瞬間で1つの表現が適切であったとしても、(似たような)別の場面でその表現が最も適しているとは限りません。

愛と想像力を持って言葉にこだわる毎日が、あなたの世界を押し上げてくれる。

そしてビジネス力も爆上げしてくれることをお約束します。1年後には、見える景色が全く変わっていることでしょう。

答えのない世界を、楽しもうぜ。