2019年度の終わりの日。社会人3年目を終えました。

2020年4月1日社会人3年目(大阪)

今日は2020年3月31日ということで、「2019年度」の最終日でした。
僕自身はといえば、変わり映えのない平日の1日ではあったのですが、ビジネスをしている人たちにとってはやはり年度末ということで、仕事を締めたり、時期の変化を感じたりと、そういう1日だったのではないかと思っています。

今日で僕の社会人人生の3年目が終わります。
だからと言って何か変化したことがあるわけではないのですが、数字的な節目として、3年間を終えた感想を書いてみようかと。(書けるかな。笑)

実はこのブログに「社会人3年目(大阪)」というカテゴリがあり、仕事の色々や社会人生活の中で感じたことを書いてきました。
(それほど記事数がたくさんあるわけではないのですが・・)

このカテゴリで記事を更新するのは、この記事が最後になります。

明日からは、「社会人4年目(大阪→東京)」という記事の中に、日々の仕事の色々を書き連ねていきたいなと思っています。

自分だけの人生じゃないということを実感した1年間

社会人3年目というのは、割と1つの節目の年だと言われています。
僕自身、今の会社に3年間も居続けるとは、正直、思っていなかった。笑

業界特有だと思いますが、僕らの業界は3年いると「あ、一応まあ、3年は居たんで」みたいに言えたりもするという、なんとも不思議な習慣があります。

別にそれを意識していたわけではないですが、僕が大阪に来た3年前を思い返してみると、初めての大阪でここまで長くコンサルとしてフロントに立ち続けるとは、全く想像していませんでした。

結果的に4年目に上がるタイミングで、新たな仕組み作りに挑戦するわけですが、場所を東京に移すというのもまた、1つのタイミングなのだと思っています。

3年目の1年間は、「あ、僕だけの人生じゃないんだな」ということを強く感じた1年でもありました。

自分以外の人。親もそう。大事な人もそう。親戚もそうです。
何かあったら、僕がどうにかするしかないという、色々な意味での責任感をちゃんと腹落ちして持つことができた1年間は、僕を一番大人にしてくれる時間でした。

2年目の頃までは、やっぱりどうしても「誰かに、どうにかしてもらえる」という(無意識の)気持ちが多かったように思う。今となっては、ということです。

でも、自分以外の人の人生も関わるんだという当事者意識のようなものが芽生えたときに、ちゃんと稼ごうと思えたし、自分個人で仕事を作り出すという覚悟を持つことができた。

お金というのは不思議なもので、「稼ごう」と決めると稼げるようになるのです。嘘のような本当の話。

僕の仕事というのは、知恵をお金に換えるというものですから、僕個人として市場に何を評価されるのか?を考えると、日常の生き方の意識が全くもって変わります。

何度も書いていますが、市場に評価される僕自身の価値と、会社の中での僕の評価は全く異なります。

僕はこの3年間の間で、その当たり前のようで実は当たり前ではない事実をちゃんと受容し、違う一歩を踏み出すことができた。それが何よりも大阪での3年間もの時間が与えてくれた僕の財産だと思っています。

20代半ばまでに身につけたおきたいことを振り返る

今となって思うことを、誰かに伝えたいという押し付けがましい言葉ではなく、過去の自分に向けてのメッセージと、未来の自分に向けて「今の僕だからこそ思うこと」という軸で書いてみます。

やっぱり社会人になっての3年間というのは、何よりも「自分の足で社会を歩いていく」ということを、何よりも実感することが一番大人にしてくれるのではないでしょうか。

大人になるというのは、自分の人生を、自分で選択をする覚悟を持つということです。
自分の選択には、自由と責任がついてきます。

でも、だからこそ社会は自由で楽しい。

あの頃の自分に、今の自分の姿を見せたとき、胸を張っていられる人がどのくらいいるのでしょうか?

胸を張れない自分だからダメだというわけではない。
けれども、少なくとも「あの頃に戻りたい」という大人にだけはなりたくないと思っていたあの頃の僕自身に、今の僕は自信を持って「大人って楽しいよ」と伝えたいと思う。

「今、ここ」の物語を楽しむことが、僕の”生きる”ということです。

1つは、ちゃんと生活をすること。

 

そして、20代半ばで、人生の蓄積資産を増やすという考え方を身につけることです。

これは何も貯金をしてお金を増やすということではない。

お金を貯めるも良いですし、お金の稼ぎ方を学ぶでも良い。
会社関係なく、将来の自分自身を応援してくれる人と、1人でも出会うことができましたか?

20代半ばにもなって、数年間も仕事をしていて、社内外を問わず、あなた自身を応援してくれる人が誰も思いつかないのであれば、それはあなたの人生の貴重な時間を会社に捧げているということになる。

給料をもらうかもしれないけれど、それらは全て生活に消えていく。
生活のために仕事をしているのか、仕事のために生活をしているのか、分からないという人生を繰り返しているということは、あなたの人生の資産は何も増えていないということなのです。

何度も言いますが、お金だけの話をしているのではありません。

人でも良い。ものでも良い。生活でも、趣味でも、好きなことでも良い。
あなたの大切な人生の時間を、何に投下するのかを決めるのは、100%あなた自身だということです。

それに気づいたときが、あなたのセカンド・バースデー。
2回目の「0歳の誕生日」なのだと思っています。

 

20歳で、人生のセカンド・バースデーを迎える人もいる。
40歳になって初めて、人生の自由に気づく人もいる。
一生、自分の人生を歩めない人もいる。

どれを選ぶかは、すべてあなた自身が決めている。