出会いをすれ違いで終えないために、今からコンテンツを作っておこう

働き方・キャリア, 人間関係

人生はオーディションの連続だといいます。

そうかもしれない。実際にそうだと思います。
俳優や女優で売れ続けている人はみな、売れない時代にオーディションを受け続けた経験があります。

彼ら、彼女らのすごいところは、売れない時代にオーディションを受け続けただけではなくて、売れるようになってもなお、オーディションを受けるという経験をし続けているところです。

新しい役に挑戦する、テレビの連続ドラマだけではなく舞台をやってみる、海外に挑戦してみる。
ここで名前を挙げなくとも、実際に顔と名前が浮かんでくる人もいると思います。

「程よく仕事がある」状態はサラリーマンの特権

ビジネスで独立をした人たちはみな、大企業の肩書も名刺も持たないサラの自分に戻って、イチからオーディションを受ける俳優のような立場になります。

僕は仕事柄、個人事業主としてビジネスをしている人たちと会うことが多いのですが、その中で雪だるま式にどんどんと仕事が多くなっていく人と、そうではない人の2つに分かれることに気づきました。

独立をすると、その中間はなくて、たくさん仕事がある人と、全く仕事がない人の2つにわかれます。
企業のサラリーマンは、その中間の「程よく仕事がある」という状態の人が一番多いのです。

でも面白いことに、そういう「中間の仕事」は独立をするとなくなります。
そこで初めて、中間の仕事というものは存在しなかったのだ、企業に勤めることによる”マヤカシ”だったのだと気づかされます。


「人脈」を「お金」にかえる勉強 中谷彰宏

僕の原点である中谷彰宏氏の人脈本。

昼休み、さっさとランチを済ませてしまう人や、仕事でメモを取らない人は…実はチャンスを逃している! 「出会い」をそのままで終わらせない、ミリオネアの「稼げる人間関係」とは! ?

「人脈」を「お金」にかえる勉強 人生のステージがアップする52の具体例

独立をした人は営業活動よりもコンテンツを作った方がうまくいく

どんどん仕事が増える人と、そうではない人の違いというのは、独立してからの年数ではありません。それは関係なくて、独立1年目でも仕事が増えていく人と、独立して何年経っても鳴かず飛ばずの人がいるだけです。

独立をするともちろん1からの営業活動は大事なんですけれども、それよりも大事なことは「自分はこれをやっている」というコンテンツを作ることです。

自己紹介の資料を1枚作るだけではなくて、「こんなこともできる」「あんなこともしたい」という自分の経験と頭の中を棚卸しをしたコンテンツを、日々アップデートし続けることだと思います。

異業種交流会にせっせと顔を出してジリ貧になるよりは、そんな時間があったらコンテンツを作った方が良いのです。

100人の知らない人と名刺交換をするよりは、その時間を10分の1まで減らして、残りの時間をコンテンツ作成に当てることで、自分自身ができること・やりたいことがよりシャープになり、幅が広がっていくのです。

そうして出会った人たちは、全員とは言わないですがきっと10人に1人はあなたと一緒に仕事ができる出会いになるはずです。
10人に1人いれば御の字だと思えたら、次のステージですね。

そういうことは、企業に勤めているうちは分からないと思うのです。
完全には分からないと思うのですが、それでもなお、サラリーマンのうちに学んでおくべきことでもあるのです。

将来、取材が来た時に話す内容を今から準備しておこう。