人の振り見て我が振り直そう
「組織(会社)」と「個人」の仕事の関係について思うことがあったので、雑談がてら書きます。特に、
・仕事を発注する側(組織側)にいる人
・仕事を発注してもらう側(個人事業主など)の人
の方々には改めて考えてみて欲しいと思う内容です。
僕が毎日楽しく読んでいる「電車の中の恋人」というブログの記事です。
組織側にいるとその立場の強さを勘違いしてしまう
僕のやっている仕事柄、クライアントの企業にコンサルティングに入るとき、外部のブレーンとしてフリーの方(個人事業主で活躍している方)などと組むことが多いです。
自分たちよりも歳上で、社会的に物凄く実績のある人たちと一緒に仕事ができるのは、僕らの会社の看板があるから以外の何物でもありません。
「フリーで仕事をする」という当たり前が広がりつつある今の時代ですが、多くの企業を見ていて思うのはやはり組織側(企業側)の立場の人たちは、その看板の強さを何倍も勘違いしてしまっていることが往々にしてあるのだということ。
自戒の意味も込めてですが、やっぱりいくら個人の時代といえども、仕事の発注権限を持つ側である組織は強いのです。
組織側にいる人間たちが、組織の看板のことを忘れて「自分が偉くなったのだ」と勘違いをしてしまうというのは、イタい人であるという以上に、社会人としてのそもそものルールや道徳の問題です。
発注者、委託者の両方を経験すると見え方が変わる
上のブログの筆者(ずずずさん)も書いていますが、組織の中で発注者側であるだけだと、どうしてもフリーでやっている委託者(個人)の立場のことを忘れてしまいがちです。
僕自身も個人として企業のコンサルティングをやる立場になって改めて、その構造の歪みと、それを理解している組織側の人間が少ない事実に驚いています。
個人にとっては組織側とのやり取りの一つ一つが信頼に繋がるし、逆もまたしかりです。
日本企業のサラリーマンは特に、組織に属するという立場にあぐらをかきすぎていては、後から痛い思いをするのは自分自身なのだと思うのです。
人の振り見て我が振り直そう。。