漠然と不安を抱えている就活生へ「夢の解像度」をあげよう

2018年11月18日就活概論(考え方), 就活生向け

(追伸)
noteも更新しました。

====

昨日、とある会社から招待されて、「学生×社会人」の交流イベントに参加してきました。企画・運営をしてくれた人たち、ありがとう。

内容としては、学生(特に就活生)の人たちが、自分自身の「夢」を語るというもの。

大人な人たちとテーブルを囲んで、自分自身の「夢」を語ってみて、もっともっと自分の夢を具体的に描いたり、(僭越だけれど)アドバイスをさせてもらって学びや気づきを共有したり。

そういう場に、今度は僕は学生側ではなくて、社会人側として参加させてもらいました。

学生時代、散々とそういうイベントをつくったり、運営したりしていたのを懐かしく思いながら、数年前の自分たちを見ているような気持ちで、いろんな学生の方々と話をする時間でした。ありがとう。

人間は意識しているものしか目に入らない生き物である

例えば、ちょっとひとつ簡単なゲームをしましょう。

いま、目を閉じてください。

あなたが自分の部屋の中にいるとしたら、その部屋の中から。
あなたが街を歩いているならば、その街の風景の中から。
あなたが電車に乗っているならば、その車両の中から。

できる限り、「赤い色をしたもの」を思い浮かべてみてください。

よーい、どん。

さて。何個思いつきましたでしょうか?

きっと、1つか2つ、多くても3つほどだったと思います。(それよりも多かったらごめんね)

 

じゃあ次に、もう一度同じ質問をします。

ということがわかって部屋や街や電車を見渡してみると、赤いものがたくさん目に入ると思いませんか?

そう。これが、人間のすごいところで、人は「認識しようと思ったもの」しか認識できないようになっているのです。そうでなければ、あまりにも情報量が多すぎるから。

普段生活をしている中で、「赤い色をしたもの」を認識する必要性がないために、その情報を意識的にカットするのです。

すごいよね。笑

 

何が言いたいのかというと、人は意識したものしか目に入らないようになっています。

情報もそう。自分にとって役に立つ何かもそうです。

自分自身がどれだけ意識しているか、によって情報感度は何倍も、場合によっては何十倍、何百倍も変わってくるということです。

夢
鮮明な青写真を描こう

夢の解像度を上げる

昨日のイベントで、いろんな学生の方々と話をしていて思ったことは、「夢です!」と語っているわりにはその解像度って、割とぼんやりとしていますよね、ということ。

まあ、当たり前といえば当たり前なんですけれども。

それでも、どれだけあなたの心のキャンバスの中に、鮮明な青写真を描くことができるのか?によって、夢って変わってくるんですね。

「夢を叶える」というよりは「夢に近づく」という表現の方が正しいのかもしれない。

じゃあ、具体的にどうやるのかというと、名付けて「E.T.方式」です。(命名、僕)

そう、このE.T.です。

E.T.
E.T.方式=過去からの積み上げと未来からの逆算を繋げる

どういうことかというと、みんな「過去→今」の積み上げで、なんとなく漠然と未来を思い描いているわけです。

過去を振り返ったり、今を掘り下げたりすることも大切です。

ですが、それだけでは足りない。

実は、未来からきちんと今を見つめてみるということこそが、あなたが夢に近づく方法だと思うのです。

そのためには、いろんな世界を知る以外にないわけです。

そもそも未来の「こうなりたい姿」があるならば、悩んだりしないわけです。未来完了形で生きているわけですから。

そうではなく、未来の姿が漠然としているからこそ悩むわけで、具体的なアドバイスをひとつ。

いろんな人に会いましょう。そしてそれは、出来るだけちゃんとした大人に会いましょう、ということです。

「こうなりたいな」でもいいし「こういうところ、素敵だな」と思える、ちゃんとした大人に出会うことで、あなたの人生は変わります。

「いや、そういう人、身の回りにいないよ」という人は、本を読みましょう。
古今東西の人たちから学ぶことは往往にしてあります。
そして、必ず「こういう生き方いいな」と思える人たちに、本を通してで会えると思っています。

そういう人たちの過去や人生や生き様を、徹底的にしゃぶり尽くすのです。

きっと、あなたの10年後の「こうありたい」という写真の解像度が上がるはずです。

E.T.で考えて、今と繋げてみてくださいね。

 

今日も読んでくださって、ありがとう。