世の中の採用担当者へ告ぐ。あなたが選考で落とした人たちは、未来の顧客になるということを忘れるな。

就活生向け, 経営者向け

この記事にも書きましたが、採用の場というのは、会社が市場で選ばれる場です。

自分たちが面接を受けにきている人たちを「選んであげている」というような感覚になるのは、100年早いですよということを書きました。

面接で落とした人たちにこそ、最大限に丁寧に接するべきなのです。

世の中の人事の方々、採用に携わる全てに人たちに伝えたいこと。

あなたが選考で落とした人たちは、あなたの会社の未来の顧客です。

自動的に「お見送りメール」を送るシステムを導入するのもいいですが、そこに本当に愛がありますか?ということを問いかけたい。

究極、愛がなければ、全ての仕事は価値を持たないと思っています。

1週間以内に連絡がなければ、ご縁がなかったものと思ってください

これは僕が就活をしていたときに、9割以上の会社から言われた言葉です。

その時点で、僕はその会社に行くのをやめました。たとえ受かったとしてもです。

別にその会社の悪口を言おうとは思っていませんよ。
ただ、ちょっとだけ残念だなと思っただけです。

せっかく、こうして互いに時間を割いているのに、通知がなければご縁がなかったと思ってください、というのは、少なくとも僕にとってはあまりにも乱暴すぎるように感じて。

もしこのブログを読んでいる採用関係者がいれば、ドキッとした人もいるのではないでしょうか?

もしそういう人がいるならば、それはまだまだ可能性がある会社だと思うのです。

少なくとも1人でも、そういう風に思う社員がいるということが価値なのです。

「うちに限って、そういうことはないよ」という会社は、もしかすると、未来の顧客に見放されているかもしれませんよ。

愛がない会社は、いつか市場に見放される。