お問い合わせをありがとう
いま、大学3年生 大学院1年(大学3年生と勝手に思ってごめんなさい!)でこれから就活をする方からお問い合わせメールをいただきました。
送ってくれたあなた、ありがとう。
そして、いつもブログを読んでくれてありがとう。
僕も10代の頃、あなたと同じような環境で過ごしていたと思います。
周りに「この人は!」と思う近しい大人もいなかったですし、そういった人たちに会う機会も力もなかった。
今となってはすごく感謝をしているのですが、だからこそ僕は膨大な本を読むようなりました。
つい先日、僕の母親と電話で話をしたときに、
「昔から今のような仕事をしたかったと考えていたの?」
と聞かれました。
結論から言うと、そうです。中学生の頃から、明確にこういう仕事!というわけではありませんが、ぼんやりとこういう世界に憧れていたことは事実です。
僕がコンサルタントという職業を知ったきっかけは、BCG(ボストンコンサルティンググループ)という外資系コンサル会社出身で、ライフネット生命の共同創業者である岩瀬大輔さんですが、岩瀬大輔さんを知ったきっかけは別の方が書いているビジネス書でした。
岩瀬大輔さんを書籍で最初に知った時は、まだライフネット生命はなく、「ハーバード大学主席のエリート」という認識でした。ブログが有名でしたね。
そこからコンサルティング業界というものを知り、大前研一さんの本を貪り読んだのが10代の頃です。
もともと学者肌というか、ひとつのことを突き詰めていくことが好きだった僕は、音楽にあこがれた時期を経て研究者の道を選択肢として持ちつつ、いまのビジネスの世界に入りました。
そう考えるとやっていることは変化していますが、自分の突き詰めたいことというのは昔から変わっていないのだと思わされます。
そういえば、千田琢哉さんの本が好きになって、「物書きになりたい!」と思った10代の頃。
コンサルティング業界にだけは入らない
と決めて就職活動をしましたが、不思議なご縁だなあと思うわけです。
あなたはこれから就職活動を迎えるといいます。
おそらく初めて社会というものと本気で向き合う瞬間なのかもしれません。
いろんな大人に出会えるといいですね。
僕も自分の就職活動のときは、東京でいろんな場所にいけること。そして、いろんな大人に出会えることが楽しみでした。
がんばれ。
これからもよろしくね。また、メールください。いつか、お会いしたいですね。
<追伸>
この業界に入ってもうすぐ1年半が経ちますが、心から入ってよかったと思っています。
同時に、「自分はエリートコースという道は無理だ」と1ミリの未練もなく手放すことが出来たことも良かった。
社会というのは、すごく自由です。
<追伸の追伸>
大学院生の就活のポイントは、「なぜ、大学院に進学をしたのか」(いま就活をしているよね、ということ)を自分の言葉で話せるかどうかということ。
例えば、学部で就活に失敗したから逃げの院進学、なんていうのは社会から見ると一瞬でわかります。
なぜ、この大学院を選び、何を学んだのか?
ということをちゃんと自分の言葉で語れるようになると、この2年間は人生の財産の時間なはずです。
僕もいつかまた大学院生になりたいなあ。なんて思っています。