「大学はオワコン」の本当の意味。大学で学ぶことがオワコンなのであり、卒業証書の持つ価値は重い。

2020年5月3日子育て論, 大学時代

ここ最近、なぜか子育て(教育)の話をされることが多くなってきた。

この12月で27歳になるわけだけれど、27歳の僕に子育てを語れるのかと言う話は置いておき、やっぱり「ゆってぃくんが語る教育論が面白い」と言ってもられるのはとても嬉しい。

自分でいうのもあれだけれど、僕の中では「大人になった時、社会で活躍できる人になる」ということに関しての方程式は出来上がっている。
それが幼少期だろうが10代だろうか大学生だろうが、あるいは20代の社会人だろうが、若者向けのイロハを語らせたら正直日本一ではないかと思っているくらいだ。笑

ここでいう「社会で活躍」とは単に大企業に入るとか、出世をするとか、お金持ちになるとか、そういう話ではない。

自分の人生を自分で選ぶために、必要な選択肢を身につけるということだと思っている。

そういえばこのブログでも一貫して「就職活動」だとか「大学時代」というカテゴリで色々なブログを書いているけれど、首尾一貫その領域に関してズレはない。

教育論は何のために存在するのか?

世の中の親御さんたちの関心事というのは間違いなく、自分の子供が人よりも良い水準で生きるためにはどうしたら良いか?ということにある。

世間でどれだけ建前を語っていようと、自分の子供にはいい大学に行って欲しいし、いい企業に就職して欲しいし、人よりも幸せな人生を送って欲しい。それが本音だと思うし、それでいいと思う。

世に溢れている教育論はそれぞれの立場で語られていて、それぞれ正しいと思う。正解不正解の問題ではないからだ。

それでもやっぱりある一定の成功方程式なるものは存在している。勉強をする意味というのは間違いなく人生の選択肢を増やすためのものだ。

大学はオワコンと言われて久しいが、やっぱり大学には入っておいた方がいい。
古い考えかもしれないが、現代風にいうと「大学というシステムはオワコン」だが「一流大学の卒業証書」はやっぱり有用だと思う。

大学がオワコンだというのであれば、大学で学ぶことはしなくて自分で好きなことに没頭すれば良い。確かに必ずしも大学に行かずとも学べる機会は増えてきたのは間違いない。
ただし、大半の人たちにとって大学で学んだことに意味はなくとも、大学を卒業したという卒業証書にはかなりの意味を持つわけだ。

中学受験はしておいた方が得

受験業界に革命を巻き起こした和田秀樹さんは、自身が灘中学校→灘高校→東大理科三類(医学部)に現役で合格した受験市場の猛者。

それまで予備校業界や受験業界は、社会偏差値の低い大人たちの巣窟だったものを、「受験を語る人間こそ、受験戦争の勝者であるべきだ」という考えを体現し、なんちゃって予備校講師たちを一蹴した。

彼の出した『受験は要領』という素晴らしい本があるのだけれど、多少以前の受験内容に沿っているとはいえ、考え方として学ぶべきことは大いにある。

彼が一貫して主張しているのは「大学受験こそ人生最大の投資」ということ。

今の日本の受験構造は、昭和の時代から何十年と変わっておらず、そこにはある一定の勝ち筋が存在する。
18年かそこらで、それ以降の人生の入り口が(ほぼ)決まるという構造上、10代の時に「受験勉強」というものに時間を投資した見返りは、非常に大きいという話。いわば最大のリターンが得られる安い投資なのだ。

ここで賢い人たちは知っている裏側をお伝えすると、大学受験というのはほぼ、12〜13歳の時点での学力で決まる。
ようは、難関私立中学受験を突破する基礎学力を小学生のうちにつけておくだけで、そこから先の勉強投資は複利でリターンが返ってくるのだ。

そんなことは、当たり前の人たちにとっては当たり前だけれど、世の中の90%の人たちは知らない。

いきなりブログで受験論を語りたいわけじゃないけれど、ゲームと同様で人生や社会にも裏技が存在するのだ。

そしてその構造を効率よく見極めるということは、社会に出た時の素養になるし、むしろ社会人こそ受験論や教育論を学んだ方が役に立つとさえ思えてくる。

人生は複利。自分の頭に先行投資しよう

人生というのは資本投資と同じで、前倒しであればあるほど、後になって複利で大きく返ってくる。

翻って、今20代の人たちは何に投資をすればいいのか?

勿論、不動産や株やFXではない。

若い時に持っているお金なんぞ、たかが知れている。
そんななけなしのお金を市場に投資したとて、より大きな資本に食われることは目に見えている。

であるならば、将来のために今、自分自身の「勉強」に投資をするのだ。自分の頭に先行投資したものは、必ず中長期的に複利で何倍にもなって返ってくるし、それらは失われることはないのだから。

勉強といっても漢字ドリルではなく、例えば社会の本を読んだり、お金の勉強をしたり、中学・高校の社会科を学び直してみたり。そういうことからはじめよう。

1年で1科目。10年で10科目の勉強をすれば、30代では超・魅力的な人間になれる。人もお金もやりたいこともついてくる。

まあ、僕自身がまだ20代なので、上で書いたことが本当かどうかは、これから証明していきますね。という話。笑

いつもありがとう。