今、分かれ道に立つ君が、「人生を変える言葉」と出逢うための本。
今の僕があるのは、10代の頃、千田琢哉さんの本に出会ったからです。
もうすぐ、10年になります。
人生のどん底にいた時に、彼の言葉が刺さりました。
「よし、いま、分かれ道だから、人生を変えよう」
と思い、決断することができたのは、本の力です。言葉の力です。
人生の中で、決断すべきポイントはいくつかあります。
大学進学、就職、引っ越し、結婚、などなど。
正直、これらいくつかのポイントを押さえておくと、人生はうまくいきます。
ですが、これらのポイントを押さえるためには、同時に、それ以外の日常で数多くの決断があります。
例えば、何かを「する」と決断すること。
「やめる」という決断をすること。
今日のランチを選ぶ瞬間から、決断は問われます。
1日に1回も決断できない人間と、1日に100回決断できる人間は、10年後、見ている景色も人生のステージも、その全てが違う。
ということを、僕は10代の頃に本を通して教えてもらい、その結果、25歳の今、ここに立っています。
そういえば、実家に帰省した時、僕の母親が千田本の「たった2分で、決断できる。」を買って読んでいました。
その本を、父親が読んでいました。
千田本を10代の頃に、母親に薦めたのは僕です。
言葉や文章が少なくて読みやすい本と、中身がない本は全く違います。
著者が本で言い切っていいのは、その背景に膨大な思考の脈がある場合です。
僕の仕事は、企業や人に対して「社長、こうしましょう」ということです。
あるいは、「これは、やめましょう」ということです。
自分で言ったからには、「じゃあ、一緒にやりましょう」となったときに、全力でやります。
その覚悟がないものは、「やりましょう」とは言いません。
世の中で営業を頑張るセールスパーソン。あるいは、企業もそうですが、自分だったら買わない商品を、平気で売ろうとしています。頑張ります。
でも、自分だったら買わない商品を、いくら頑張って売ろうとしても、売れなくないですか?という話です。
コンサルも同じです。「じゃあ、あなたがやってみて」と言われてできない提案をするのは、何かが間違っています。
他人なら失敗してもいいけれど、自分は失敗したくないから、やらない。というのも、間違っています。
言葉や文章で言い切ってもいいというのは、そういうことをわかった人だと僕は思うのです。
たった2分で、決断できる。 迷った君に気づきをくれる63の運命の言葉 [ 千田琢哉 ]
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