船井幸雄氏が説く世の中の”原理原則”
船井幸雄という名前を聞いたことがあるでしょうか。
知っている人はおそらく、コンサル業界に興味のある人か、ものすごく本を読む人か、そのどちらかではないでしょうか。
世界で初めて経営コンサルティング会社を株式上場させた方。
あの船井総研の創業者です。
経営者として、またコンサル業界において、知る人ぞ知る偉大な方ですが、実は膨大な著書があることでも有名です。
僕が最初に船井幸雄氏の著書を読んだのは10代の頃。
そもそも船井総研という会社を知ったことがきっかけでした。
世の中の”原理原則”と”シンプルさ”に生きる
先日、引っ越しのために僕の部屋にある本を整理しているときに、この「船井論語」という本を読み返しました。
- 作者: 中島孝志,船井幸雄
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 単行本
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僕が大学に入る頃、20歳くらいに初めて読んだ本だと思いますが、氏の著書というのは経営本というよりはむしろ「生き方」について書かれています。
その「生き方」というのは、薄っぺらいハウツーではなくて、ご自身の人生における実経験から来る智慧なんですね。
その智慧を紐解くと、世の中の”原理原則”に行き着く。
氏は繰り返し、宇宙の原理といいますか、この世の中の原理原則について説いています。
そしてその原理原則はいずれも、ものすごくシンプルなものに帰着する。
シンプルに生きることが、生き方を一変させる知恵だということです。
なにも難しいことではない。
自分の心の声にちゃんと耳を傾け、誠実に謙虚に生き、自分を磨き続けること。学び続けること。
と言ったような、ごくごく当たり前の本質に行き着くのだと思っていて。
そしてその言葉の一つ一つが、すごく重い。
実はそれは簡単なことではないのだと、気付かされます。
<追伸>
そういえば、僕が出会った師匠は船井総研出身だったな。