上司や先輩に奢ってもらって当然とは思わない

2018年9月30日日々徒然

僕は大学時代に、上司や先輩といった多くの大人の人にご飯に連れていってもらう機会が多かったです。

特に20代の若いうちというのは、お金がありませんから、連れていってもらったときには奢ってもらうことが多いはずです。

むしろ、ほとんどの場合で奢ってもらうのではないでしょうか。

でも、少し考えるとわかるのですが、実はそれって当たり前のことではないですよね。

もちろん給料は僕らよりはもらっているはずですが、たかだか数倍。場合によっては、例えば新入社員と先輩で比べると、2倍も変わらないことだってあるはずです。

入社して年数が経つごとに、むしろかかる費用は多くなるのですから、「自分たちより給料をたくさんもらっているのだから、奢って当然」というのはよくないと僕は思うのですが、どうでしょう。

もちろん、彼らだって若い時は上司や先輩に連れていってもらっていたはずで、だからこそ気前よく「ここはいいよ、俺で出すよ」と言ってくれます。

そのときはきちんと御礼を言って、気持ちよくご馳走になるべきです。

そしてそのぶんは、今度は自分の後輩たちに出す。

そうやって受け継がれていく社会があるのだと思います。

「感謝」の反対は「当たり前」です。

人間、それが当たり前になってしまうと感謝をしなくなってしまう。

それはちょっと、寂しい気もしますね。

感謝は常に忘れずにありたい。