冷や汗をかいた瞬間に、成長している。

2019年1月3日思うこと, 大学時代

大学時代に、いっぱいいっぱい冷や汗をかく経験ができることは、すごく財産になると思うんです。

そういう場所があることもですが、その場所に自分で飛び込んで行くことができるというのも、すごい勇気なんだと。

人前で話すことすら、昔の(といっても、ついこの間までの)僕には、想像できなかったけれど、なんだかんだとこの大学時代に、そういう経験をさせてもらう中で、一歩くらいは前に進むことができたのかなと。

最初に人前で話すなんていうのは、もうそれは、ものすごくしんどいわけです。

言葉は詰まるし、冷や汗をこれでもかというほどかいて、恥ずかしい思いをして、少しずつ成長していくんだなあと。

大人と話すことだって、そうです。ましてやそれが、面接だったりすると、すごくすごく緊張することは、十分にわかる。

「なんで?」とか「それって、どうして?」とか、普通に聞かれることですら、圧迫のように感じるわけで。

「うっ」と言葉に詰まって、言葉にならなくて、何を話しているのか自分でもよくわからないような、そんな泣きたくなるような経験が、きっとあなたを成長させています。

話すことだけじゃあない。

例えば、人前で何かをやってみたとか、あるいは部活でもインターンシップでもなんでもいいですが、自分がアウトプットするものがあって、すごくプレッシャーがあって、うまくいくかどうかすごく際どくて、それでも必死になって何かに取り組んだ経験というのは、きっと財産になります。

きっと社会人になると、その連続なわけで。

今回の取り組みがうまくいかなかったら、そもそもこの事業自体が潰れるとか、撤退とか、そういう半端ないプレッシャーがあって、その中で自分以外の人たちを巻き込んで、市場に価値を提供して、何かをつくりあげていくとか、きっとビジネスの際どさってそういうものなんだと。

でもその際どいところがあるからこそ成長するわけだし、リアルなビジネスの面白さと怖さというのは、そういうところなのではないでしょうか。もちろん、しんどいけれど。

早くそういうギリギリのところにいってみたい。

そこで見える景色、味わえる感覚というのに、触れてみたいんです。

僕がこの1年ちょっとの間、関わらせてもらったインターンシップもそう。

「もうこれ以上は無理でしょ」という状況に毎月追い込まれるわけで、なんなら下期のときはそれが毎週のようにやってくる。無茶振りにも無茶振りで、それが当たり前のようになるわけで。

たとえば何かしらのイベントがあるときは、前日までが緊張というかプレッシャーのピークで、当日はもう胃が痛くて、どうしようもないわけです。ほんとに。

いい経験をさせてもらいました。しんどさもあったけれど、面白かった。だって、1日の中で2回も3回も進捗を報告して、PDCAを回して次の施作を考えて実際にアウトプットして、またその進捗を共有して。みたいな経験は、なかなかできないんじゃあないでしょうか。

僕の上司は、当日が近づいてくると、当日うまくいかないという悪夢にうなされて夜中に目が醒めるというようなことを言っていて、もう笑えるんだか笑えないんだか、というような状況もわりとありました。

冷や汗どころじゃあないですけれども。

僕らインターンシップの責任も部下の責任も、というか事業全体の責任を彼がとるわけで、上と下と、学生とクライアントと、もう板挟みも板挟みで、よく生きているなとずっと思っていました。笑

そういうリアルな山登りじゃあないけれども、そういったところに早く行きたい。

そんな想いがあるからこそ、いまこの瞬間を頑張りたいし、だからと言って焦るわけではなくて、淡々と進んで行きたい。と思っています。