決断に迷っている君へ。〜自分なりの、迷った時の決断軸を持とう〜
何か物事を決断する時、その理由は「なんとなく」でいいと僕は思っています。
同時に、何か物事を断る理由は「なんとなく」でいいと。
「なんとなく、嫌だ」「なんとなく、ピンとこないんです」
そもそも断るのに、理由なんていらないのだと思っています。
いつだって自分の直感以外は、すべて間違いなんです。
直感は、あなたの今までの人生の集大成です。
理由を言葉にすることができないだけで、あなたの心はその理由を知っています。
だからこそ、何かを決断する時、その理由は直感でいいんです。
一方で、「判断」に関しては、日頃から十分に時間をかける。
論理的に正しい判断をして残った選択肢ならば、そのどれを決断して選んでも、それはあなたにとって正解です。
判断は論理的に。
決断は、好き嫌いで。
それでも迷うという人へ
迷った際の決断軸を一つ持っておくことです。
僕の場合の迷った際の決断軸は、「周りに反対される方を選ぶ」というもの。
実際に僕はいままでの人生の決断において、すべてこの方法で道を選んできました。
その結果、ここにいるのだと思っています。
迷っているということは、Aという選択肢と、Bという選択肢で迷っているはずです。
その時点で、あなたにとって、どちらを選んでも正解。
例えば、AとBはそれぞれ50ずつで釣り合っているとします。
Aも50。Bも50。
Aは、周りの人が「賛成してくれるから」50で、
Bは周りの人が「反対するにもかかわらず」50なんですね。
ということは、周りの人の評価を除けば、絶対にBを選んだほうがいいに決まっています。それがあなたの心が訴えている、あなたが本当に選びたいもの。
”にもかかわらず”やりたい方を、決断するんです。
だって、反対されてもやりたいことが、あなたが本当にやりたいことなんですから。
ここで残念なことに、多くの人がAを選んでしまう。
「親がいうから」「先生が賛成するから」「だって」「でも」という言葉を並べて。
一体誰の人生を生きているんだと言いたい。
あなたの人生は、あなたのものです。決断は、自分でする。
仮にAを選択して失敗した時、「あのときAを選んだほうがいいと言ったじゃないか!」と言っても、何にもならないんです。
もしBを選んで失敗しても、自分で選んだ道だったら、それもまた良しの人生じゃないですか。
少なくとも僕は、そうありたいと思っています。
ありがとう。
<追伸>
就活の面接で、「迷ったらどうやって会社を決めるの?」と質問されて、「迷ったら、周りが反対する方にします」と即答して、面接官にドン引きされました。
でも、それに対する僕なりのロジックを話したら、爆笑されました。
<追伸の追伸>
この記事書いたのいつ頃だろう。いま思い返して、ふとほっこりしている自分がいます。
実はこれは、あの日の自分へ向けたメッセージでもあるんですね。