成功する人と失敗する人がいるのではない。挑戦する人と、何もしない人がいるだけ。

2019年1月6日日々徒然

成功と、失敗は対極にあるものではないんですね。

成功する人と、失敗する人に分かれるのではない。

成功と失敗は表と裏。表裏一体なんです。

成功と失敗は、同じベクトルにある。

「挑戦する」というベクトルです。

その対極にあるものは、実は「何もしない」というもの。

僕はこれに気付いた時、ああ、自分はなんて小さいことでくよくよしていたんだと。

自分はもっと大きな振り幅で生きて行くんじゃなかったのか。

そう思いました。

何かをしようと思ったら、必ず失敗する。

成功しようと思うのならば、必ず失敗をして、その先にあるんだと。

そういうことなんですね。

人生で一度も失敗したことのないエリートほど、怖いものはない。

挫折経験というのがないんですね。

例えば小中高と勉強ができて、そのまま大学に入学した。

そこから、親の期待に応えて、いわゆる「いい企業」とか「安定した公務員」というエリートコースを歩んだとします。

でも、そこに入ってみて気づくわけです。

「あれ、なんで私はここにいるんだろう?」と。

そうでなくても、社会に出たら、必ずどこかで挫折するわけです。

それこそ企業という組織においては、社長になれる人は1人だけ。それ以外は全員どこかで、出世レースにおいては挫折するわけです。必ず限界がくる。

そんな挫折経験を初めてするのが、例えば30代だったら、それがその人の人生初の失敗経験だったとしたら、すごく悲惨じゃあないですか。

でも、実際にいるわけです。

20数年間、失敗したことがなくて、初めて失敗するのは、いい大人になった後、みたいな。

それで、「自分の人生はおしまいだ」なんていって、心が折れてしまう。

でも、全くそんなことはないわけで。

大切なのは、他人事ではなくて、自分ごとです。

あなたが、自分の人生をどう生きるかということ。

失敗経験がないということは、自分の枠を超えた挑戦をしたことがないということ。

それでは、僕はつまらない人生だと思います。

翻って、僕自身、最近いつ失敗をしたんだろうと。

自分の枠を超えて、何に挑戦したのだろうと。

そう考えさせられます。

常にその気持ちを忘れずにありたいですね。

ありがとう。