ホリエモンが語る「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」

2018年10月18日就活生向け, 書評(という名の感想文), 大学時代

読みました。どん。

10年後の仕事図鑑。

2015年なので3年前になりますが、ホリエモンこと堀江貴文氏が近畿大学で卒業スピーチをし、とても話題になりました。

僕は当時、大学生でしたが、すごく刺さったこと。

これからの時代は、僕ら世代は、こういう生き方をしていく時代になるのだと。

こういう生き方というのは、きちんと情報を自分で仕入れ、自分の頭で考え、それを発信し、未来のことはわからない時代だからこそ、今を全力で生きるという時代の生き方です。

従来の「就職したら、60歳まで安定」とか「公務員になれば、国に何があっても仕事はなくならない」とか、「28歳までに結婚、35歳までにマイホーム」というような、画一的な生き方ではなく、
スマホのゲームをYouTubeで実況し、親よりも稼ぐ(前で言うとことの)フリーターがいたり、
20代の若い女性は韓国のフリマアプリで洋服を大量に買い、着ないものはメルカリで販売をする人もいます。

以前だったら「専業主婦」以外に選択肢がなかった女性も、社会進出が謳われる社会環境の中、自分の趣味をSNSに投稿し続けたら旦那さんよりも稼げるインスタグラマーになった。

と言うような、そんな時代です。

堀江氏がスピーチの最後におっしゃっていた「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」というメッセージが、この本の最後にも綴られています。

僕はこの動画を、これから就職活動をする大学生や、10代の子供達に見て欲しい。

何もせずとも気づいている人たちも多いはずですし、自分の好きなことに没頭している人たちも、いまの大人たちよりははるかに多いはず。

それでも、僕らの世代ではやっぱり、大学3年生になると揃って(しかも無思考的に)「親に言われるから」あるいは「なんとなく」と言う理由で、一斉に就職活動を開始します。

それでもいいと思う。自分の人生だから。

でも、やっぱり自分の人生だからこそ、好きなことで生きて欲しいし、自分自身が何が欲しいのか。どうあったら幸せなのか?と言うことを、問いかけ続けて欲しいなと思うんです。(自戒も込めて)

レールの上に敷かれた人生を卒業するのは若い世代だけではない

僕は先日、上の堀江氏の動画を母親に見せました。

去年、スマホを買った母親はこの動画を見て、感動したと。

まさしく、こういうことをやっていかなければならなかったし、もうすぐ60歳を迎える自分たち(僕の両親)も、しなければならないのだと。

僕の親ではないですが、いま、社会に出ている、これまで散々と「従来の在り方」で生きてきたような人たちにも、ぜひ、この動画を見て欲しいなと思うんです。

別に、堀江氏の回し者ではありませんよ。笑

時代の寵児と謳われた堀江氏をよいしょしているわけではなく、フラットに見て、彼の生き方は20年先を行っていたのだと思うんです。

いま、彼の生き様は僕らに多くのことを語ってくれます。

堀江氏の生き様が出ている本。

<追伸>

タイトルが「ゼロ」じゃなかったら、もっと多くの人に目に触れていたのでしょうか。