就職活動に、一発逆転はない。あるのは・・

2019年1月5日就活概論(考え方), 就活生向け

今までもこのブログで就職活動に関していくつかの記事を書いてきました。

僕の書くものにどれだけ意味があるのかは正直あまりよくわからないのだけれど、僕の書いたこのブログの「就職活動」というカテゴリーを読んでくれて、ひとつ参考になりました。というようなことを言ってくれる友人や後輩(や、あるいは知らない方。ありがとう)がいて、少なくとも今年、僕が就職活動を経て多少なりとも経験を積んだことを、僕の言葉を通して書いておくことはまあ必要なんじゃないかと。

そんな風に思っているので、僕が大学生の間に、大学生の僕でしか書けないことを書いてありたいなと思います。

来年僕は就職し、しかもそれが人材業界の企業だということで、見え方が大きく変わったりもするのだろうけれども。

だからこそ今の僕の感性で書き綴っておきたいなと、そんな風に思っています。

就職活動に、一発逆転はない

僕は地方の国立大学の理学部の学生です。

もともとは大学院に進学しようと思っていましたが、ひょんなことから学部生で就職活動をしようと思い立ちました。

しかも地元ではなくて、東京で就活をしてみようと。

去年の今頃(冬ごろ。12月とか)は、さらさら就活をする気なんてなかったのですから、不思議なものです。

さて。

一見すると、僕の就活の動機は曖昧だし、大学生活に一貫性があるようには見えないし、そもそも受けていた業種業界はバラバラだし。

みたいなことで、まあある程度きちんと準備をすれば、ある程度のところには受かるんでしょ。

なんてことを、僕のブログを読んでくださっている方はーーそうでない方も、だと思いますがーー、思ったりするんじゃないかと思います。

それはある意味では正しい、と思っています。

それは、22年間というそれまでの過程の中で、まあある程度準備をしていたのであれば、ということです。

僕が就活を通して実感した大きなことは、”就職活動に一発逆転はない”ということです。

もう一度言います。

就職活動に、一発逆転はありません。

例えば。

ある程度の規模感以上の企業になれば、面接を受ける前にそもそもESがあって、そしてSPI(筆記試験の一種)があって、そこでふるいにかけられて初めて面接にたどり着きます。

言い換えるならば、ES(エントリー・シート)程度の文章が書けない人は、うちを受けないでね。

SPIくらいパスできない人は、大丈夫ですよ。

ということなんですね。厳しいですが。

いまの日本の就活の仕組みがあって、それ自体がいいか悪いかという議論は置いておきます。言いたいことはいろいろあるけれども、今の僕でそれを評価することはできないから。

でも、ちょっと考えてみると、それらは、つまりはESやSPIというものは、就活が始まる期間の半年間、あるいは大学3年生の1年間という期間でもいい。

そのときに懸命に頑張ったからといって、じゃあ就活に関してもともとがまるっきり厳しい、という人がその水準を超えられるかというと、それは難しいことだと僕は思うんです。

言ってしまえば、就活が始まるまでの大学3年間をがむしゃらに頑張ったからと言って、それまでの18年間がひっくり返るものでもないんですね。

別にESとか筆記試験とかは一例で、面接でもインターンシップでもなんでも、それは同じです。何でもいいんだけれども、人間の根本とかバックボーンというものはなかなか変わらないですし、また変える必要もないんだと思う。

そういう意味で、就活に一発逆転はないんだと、僕は思っています。

重ねて言いますが、就職活動に関して、大部分はそうだと僕は思う、ということです。

別にそれは良くないことでも何でもない。

就職活動はそれまでの自分の人生を、社会と擦り合わせようとする。その中で社会に客観的に評価される。という、ほとんど初めての経験なんです。

だからこそ、いろんな試行錯誤の中でたくさんの摩擦を経験するし、落ち込むし、あるいは自分というものがわからなくなったりもします。

本当に自分がやりたいこと、どこに進んでいきたいのか、どんな風に生きていきたいのかを考える。

矛盾と葛藤と、社会の理不尽さと。いろんなものを抱えながら、もがいていくものだったりもします。

それまでのあらゆる経験をひっくるめて、自分自身だということです。

それまでのあらゆることが繋がっているならば、結局はそういうことなんだと。

だから、就活には一発逆転はない、ということなんですね。

うまく書けているだろうか。笑

また別の視点から書いていこう。

読んでくださって、ありがとう。

<追伸>
とまあいろいろ書きましたが、一方で、人生はひとつのきっかけで大きく変わるし、自分次第でいくらでも可能性があるものだというのも事実だと思っています。

だからこそ、面白い。

就活においては(そして人生においてもだけれども)、模範解答はありません。ぶっちゃけ、なんでもありです。

自分なりの「何か」を掴むことができるといいなと。僕はそんなふうに考えています。

ありがとう。

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