無事、大学を卒業しました。やりきった4年間に心から感謝
今日、無事に大学を卒業しました。
4年間、本当に良き時間を過ごすことができました。
たくさんの出会いに感謝です。
成績優秀で学部長賞を受賞することができたのですが、その授与式の時に学部長がおっしゃっていたことが印象に残っていて。
AIのことを話されたんですね。
僕らが大人になるころには(といってももう社会人になりますが)、今ある仕事は全く違うものになっている。
今の僕らが想像したことのない世界に突入するのだと。
その時に、僕らが4年間、世の中の「理(ことわり)」を学んできたことが活きてくるでしょうと。
つまりは、理学部で学ぶ科学、サイエンスというのは、未知のものを探求して行く学問であって、君らはこれから社会に出て、想像を超える世界に向き合って行くのだと。
そういう話をされていたことが、大きく印象に残っています。
学問に打ち込んだ4年間
その後、各学部学科において懇談会みたいな時間がありました。
物理学科の卒業生、大学院の修了生と、教授陣(保護者もわりといらしてた)の懇談会の時間があり、その時に各先生から一言ずつもらう場面があって。
みなさんが、同じようなことをおっしゃっていました。
物理学科で4年間学んだことというのは、これから社会に出て行く君たちにとっては、直接的にはほとんど役に立たないだろうと。
でも、みんな懸命に学問に打ち込んだはずで、それが今日という日の卒業につながっているのだと。
その学問に打ち込んだという事実は、必ず何かしらの財産になって、君たちの中に残っているはずだ。
そのようなことを、どの先生方もおっしゃっていて。
ああ、本当にその通りだなと思うんです。
僕らがこの4年間、この大学の物理学科で学んだことは、学問の仕方であり、自ら学ぶということであり、ものの考え方や見方というようなことなんだと思うんです。
それらは必ず、僕らのこれからの大きな土台となっている。
気づけばあっという間の4年間ではありましたが、大きな時間だったなと思います。
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これからは、学生としてではなく、社会人として生きていく。
いうなれば、もう大人であるのだと。
より大きな自由と責任を背負って、未知なる大海へ踏み出して行きます。
これからも僕は僕の道を、淡々とやっていく。
この大学で、この物理学科で学べたことに感謝。
将来、共に咲きたいと思える同期にも出会えました。本当に、ありがとう。
これからの人生も、よろしくお願いします。
<追伸>
いつも読んでくださって、本当にありがとう。