大阪空港ホテル

日々徒然

大阪の伊丹空港直結(というか空港の中にある)「大阪空港ホテル」に宿泊しています。

去年の秋頃から、羽田空港から伊丹空港へのフライトを多用するようになったのですが、大阪に3年間住んでいた頃はもっぱら関西空港ばかり通っていたなあと、少し懐かしく思ったりします。

空港直結のホテルで言うと、羽田空港のANA側に直結している「羽田エクセルホテル東急」が最強。ホテルの規模も施設も最強なので羽田近辺で宿泊したい人にはぜひおすすめ。

関西だとスカイマークが通っている神戸空港と、伊丹空港の規模が中くらいでおそらく同規模。

関空は大きいけれど広すぎるので、他の県と行き来するには伊丹空港や神戸空港くらいの規模の方が使い勝手がいい気もする。それにあの規模だと愛着も湧くしね。福岡空港なんかもかなり綺麗でコンパクトで好き。

大阪にいた時は梅田から40分ほどの直行便のバスに乗って関空に行っていた。
毎月通っていたんじゃないかな。関西空港の第2ターミナルにあるPRONTには大変お世話になった。何十回も通ったけれどここ数年は行けていない。

そういえば大阪に来たての頃、待ち合わせ先の関空に行こうとして神戸空港に行っていたことがあった。結局神戸方面から大阪の南方面まで戻る羽目になって、待ち合わせに間に合わずに逆に迎えに来てもらったりもした。

関西の空港っていうのはいろんな思い出が詰まっている。

それをいえば、学生時代に地元から東京に通う時に、何十回と羽田空港に通ったのもいい思い出。あの頃は全然お金がなくて、川崎のシェアハウスから都内に通っていて。

夜遅くの羽田空港から川崎のシェアハウスに通う23時頃の心細さと言ったら。
東京という街の大きさに飲み込まれそうになっていて、その未知なる世界に毎回心臓が波打っていた。

夢を叶えると、叶えたい夢が減っていく

この前、美容室の方から「ゆってぃさんは、30歳で、成功者の方ですよね」と言われた。

僕もそんなことを言われる年齢になったのだなあと実感するけれど。

「夢を叶えているんですね。私の場合は目標だと思うようにしているんです」とも言われた。

僕が思うに、この数年間、確かに夢(や目標)を叶えてきたように思う。

学生時代に思い描いていた世界に染まりきっていて、あの頃の僕には想像もし得ない世界に立っている。僕が大学を卒業したのが2017年3月だから、あれから丸7年。

でも、同時に夢を叶えるというのは、叶えたい夢が減っていくということでもある。東京に来てからの4年が経つけれど、鳥肌が立つような武者震いのようなドキドキ感とか、心臓が高鳴る感じとか、あの夢と憧れを追っていた時の興奮は、今はもう手に入らない。

まだ落ち着いたと言える年齢でもないのだけれど、やっぱり叶えたい夢が減っていくというのは嬉しさと共に、どこか子供が巣立っていくような寂しさを覚える。子供はいないけれど、こんな感覚なのかもしれないなあと思うのだ。

空港というのは、夢と希望と、夢破れていった人たちの想いとが詰まった場所だと思う。どこか夜の東京の街並みに似ている。

あの頃の思いを胸に、この瞬間の思いを忘れないために、こうしてブログを綴っているんです。これからも。